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追突事故を防ぐためには

クイズです(^^)v

2014年中に起きた追突事故は「直線の道路(一般単路)」と「交差点付近」で多く発生し、追突事故全体の87.3%を占めました。この2つの道路における追突事故の割合を次の中から選んでください。
(1)直線の道路 59.6%:交差点付近 27.7%
(2)直線の道路 49.6%:交差点付近 37.7%
(3)直線の道路 39.6%:交差点付近 47.7%

風が心地よい季節になり、ドライブに出かける方も多いと思います。人気の行楽地では道が混雑し、交通事故が発生しやすくなり、特に追突事故の危険性が高まります。
2014年中に起きた追突事故は20万7,485件で、交通事故の要因の中で最も多く、全体の36%を占めました。今月は、どのような状況で追突事故が起きてしまうのかを確認し、追突をしない・追突をされない方法を考えましょう。

油断による「発見の遅れ」や思い込みによる「判断の誤り」が追突につながる

 

公益財団法人交通事故総合分析センターが2009~2013年に行った、追突した車両ドライバーへのインタビュー結果によると、約8割が「前の車の存在を認識したときは、十分な車間距離をとっていた」と答えました。しかし、前の車に追突する危険を感じたときになると、約9割が安全に停止できる車間距離を下回っており、減速も行っていませんでした。前の車との車間距離を十分とっているつもりでいたものの、ハッと気づいたときには前の車が迫っており、減速しようにも間に合わず、追突している様子がうかがえます。

 

 

2014年中の追突事故による負傷者のデータをもとに、追突した車両ドライバーの事故要因をみると、「発見の遅れ」が最も多く全体の約60%を占めています(図)。走行中、「前の車は同じ速度で走り、急停止することはない」と油断していると、漫然運転やわき見運転、安全確認を怠る運転につながり、前の車の動きに注意が向かなくなります。そんなときに、前の車がコンビニの駐車場に入ろうと減速したり、前方の事故や渋滞に気づき急停止したりすれば、発見が遅れ追突する危険性があります。
また、「判断の誤り等」も多く、全体の約25%を占めています。渋滞のときに前方の車が動いたり、交差点の信号が青に変わったりすると、「前の車も動く」と思い込み「発進しよう」と判断し、追突する危険性があります。
追突しないためには、油断や思い込みをなくし、前の車の動きをよく見て正しく判断することが重要です。一方、追突されないためには、急ブレーキを避け、減速して停止することを後続車に知らせる必要があります。

 

追突事故を防ぐためには

 

前の車の動きに対する「発見の遅れ」や「判断の誤り」により、追突事故を起こさないためには、どのような運転を心がければよいでしょうか?また、追突されないための運転についても考えてみましょう。

走行しているとき

車間距離を十分にとり、前の車のブレーキランプが点灯したら、足をブレーキの上に置きましょう
走行中、小動物が飛び出してきたり、前方で事故が起こったりして前の車が急停止することがあります。そのときに、前の車との車間距離が短かったり、ブレーキに足を運ぶのが遅れたりすれば追突する危険性があります。
車間距離を十分にとり、前の車のブレーキランプが点灯したら、足をブレーキの上に置いていつでも踏み込めるようにしましょう。
夕暮れどきは、早めにヘッドライトを点灯しましょう
夕暮れどきは、周囲が徐々に暗くなるのに比例して視覚機能も低下し、追突事故を起こしやすくなります。
早めにヘッドライトを点灯し、良好な視界を確保するとともに、前の車へ自車の存在を知らせましょう。また、テールランプも早めに点灯し、後続車や周囲の車両へ自車の存在を知らせましょう。

停止するとき

早めにブレーキを軽く踏み、後続車に注意を促しましょう
後続車からの追突を避けるためには、自車が停止することを知らせて注意を促す必要があります。早めにブレーキを軽く踏み、段階的にゆっくりと減速して停止させましょう。また、自車が減速しているのを、後続車が気づいているかどうかも注意して、観察しましょう
前の車と十分な車間距離をとって停止しましょう
青信号で「前の車が動く」と思い込みブレーキから足を離したとしても、停止時に前の車と十分な車間距離をとっていれば、追突するまでの時間ができるので「停まっている」と気づき、停止することが可能になります。また、後続車から追突されても、前に進み出る距離を稼ぐことができ、多重事故を防ぐことが可能になります。
停止時も、前の車と十分な車間距離をとりましょう。

 

発進するとき

前の車が動き始めるのを確認して、ブレーキから足を離しましょう
信号が青に変わったとき、前の車が動いていないのにブレーキから足を離していることがありませんか?オートマチック車の場合、ギアがドライブのままブレーキから足を離せば、ユルユルと前進し追突する危険性があります。さらに、「青になったから前の車も動くはずだ」と思い込んでアクセルを踏み始めれば、衝撃が強くなります。
信号が青になり発進するときは、前の車が動き始めるのを確認してブレーキから足を離し、ひと呼吸おいてからアクセルを踏み始めましょう。

 

追突事故を防ぐためには、十分な車間距離をとり、前の車の動きをよく見て運転しましょう。停まるときは、早めに後続車に注意を促しましょう。

 

今月のクイズの答え

直線の道路 59.6%:交差点付近 27.7%

 

by中村

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