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有賀泰治ブログ

4月の経営方針共有勉強会

3月はスタッフの皆さんに、『夢・ビジョン・目標』を書いてもらいました。

4月はその目標の実現に向かって、一歩一歩進んでいくため、自分の持っている時間と脳力を有効に使っていく「習慣づくり」を考えてもらいます。

 

我が社は仕事と個人の目標を分離して考えることをしていません。そのうえで「自己創造経営」と題して取り組んでいます。

自己創造経営の大前提

社員が「仕事を通じて喜ぶことができる」

仕事を通じて社員が最終的欲求「自己実現」を果たすことが出来るような仕組みを構築する。(「マズローの法則」人間の欲求を五段階で示した法則)

社会の厳しい変化の中で、社員一人ひとりが主体的に環境変化に対応して自らが動き、自らが成長することで、良い会社を作っていく。

良い会社とは安定し、成長する会社である。

 

経営方針の実現を「自らが計画を立て、チェックし、改善し、その目標の達成に責任を持つ」これが出来る人を「自己創造の人」と呼び、この仕組みを「自己創造経営」とする。

その定義は

「社員一人ひとり自らが自主領域を創設し(部門管理者)、自らの主体性を発揮し創造する中で(自己創造の人)環境変化に対応し、将来に向かって勝てる条件(経営方針)をつくるため、自部門の戦略を確立し、部門方針・戦略を駆使し、組織を活性化して(成長して対話)、成果(利益・人材育成)をあげること」

 

今月のテーマ《 能力開発と習慣づくり 》

 

人が平等に持っているものは「時間」と「脳力」である。

誰でも1日24時間という時間を平等に与えられている。しかし、「1日は何分ですか」と聞かれると、以外に答えられない。

「1日は1440分」である。平均的な睡眠時間7時間を除いたとしても1日1020分もあり、30分の仕事であれば34回も繰り返すことができる。この時間というものを意識して、成果をあげる方向で仕事をするようになれば、はかりしれない力となる。

 

1、「時間」

時間を軸にしながら仕事に取り組む仕組みを考え、形にした「挑戦略術シート」「叶ノート」を使い、目標管理を年間目標 → 月間目標 → 週間目標 → 日々の目標としていく仕組みである。

そもそも、時間というものを追究していくと、その実態は「いま」しかない。「年」とか「月」とか「週」というのはただ時間を仕切っているだけで、その実態はない。つまり、一年といっても日々の今の積み重ねでしかないのである。

だから、「いま何の目的のために、いま何をするのか」が非常に大事なことである。そして、その考え方で日々の仕事や自分の事に取り組めば、必ず大きな成果となって現れる。結果として本人のためにも会社のためにもなるのである。

 

さらに、この時間というものを考えたとき、社会で勤める人の平均的な1日の時間の使い方は大きく分けて三つになる。

一つは「仕事をしていく時間」

二つ目は「自分の好きな事をしている余暇時間」

三つ目は「生きていくために必要な睡眠や食事などとる時間とトイレ(排泄)にいくために使う生存時間」である。

一般的な考え方は、この仕事時間と余暇時間と生存時間の三つをはっきり分けて考えるのが普通だ。しかし、自己創造経営はこの三つを分けて考えていない。というのは、一日中ワクワク楽しく生きようと思ったら、仕事の中にも余暇や生存があり、余暇の中にも仕事が入ってくるはずである。要するに、一日中ワクワク楽しく生きるには、全部の時間が楽しくなければいけない。

「どうせやるなら仕事を愉しくやろう」「同じ生きるならハッピーに生きよう」という考え方である。

 

2、「脳力」

性別や年齢に関係なく誰でも140億から150億の脳細胞を持っている。しかしそのうち使っているのは、多い人で5%、普通の人で2〜3%の脳細胞しか使っていないといわれている。そういう意味で、脳という素材と素質という点では万人が平等である。

では、「仕事ができる」「できない」などの個人差はどこから生まれるのか、なぜ人によって能力の差が出るのかが、重要なポイントである。

それは、脳細胞どうしのつながり方、いわゆる脳細胞回路の内容が違うので、その結果として能力の差が出るのである。つまり、回路のでき方によって、その個人の思考、行動、感情、意見などが結果として違ってくる。言い換えれば、一般的に「能力がある」とか「ない」とかいわれるものは、脳細胞間にできた回路の内容の結果にすぎないのである。

この脳細胞回路は、日常の思考や行動を自ら強制したり反復することによって、新しい回路を作ったり、今までの回路を修正することができる。具体的にいうと、脳細胞回路をつくる「習慣つくり」をやることによって新しい回路をつくったり修正したりすることができるのである。

まさに脳力は人が平等にもっている仕事をする上での強力な武器の一つである。

 

3、脳力開発の要

「心の充実」「思考力の向上」「知識の拡大開発」この三つの要素が高いレベルにある人が仕事のできるひとである。反対に、どれか一つでも欠けている人、あるいは全体のレベルが低い人が仕事のできない人である。

 

  1. 「心の充実」
  2. 意欲、情熱、感情、感情、気分、感覚、精神的姿勢などの原動力になるもの。高性能のコンピュータでも電源を入れて動力を使わなければ動かない。それと同じで、どんなに頭がよくて知識が豊富でも、この精神面が悪い人は仕事ができないといっていい。
  3. 「思考力の向上」
  4. 整理の力をいい、思考方法、思考の組み立て、思考のくせ、動作(行動)の組み立てなどコンピュータでいうプログラムである。
  5. 「知識の拡大開発」
  6. 人間の脳力を最大に活かそうと思えば、この三つの面をバラバラでなく、あくまで一体となって働かせる。そのためにこの三つを向上させればいいのである。
  7. いわゆる材料の質と量のことで、知識、情報、認識、基準などがこの面に該当する。コンピュータでいうデータに相当して、データの質と量によって仕事の成果が違ってくる。質の高いデータは多ければ多いほどいい。

 

4、脳力開発とその指針

仕事ができるようになるための脳細胞回路を作るには、具体的にどうすればよいか。

 

  1. 自分自身が自分の悪い点、弱い点を認識して、それを意識すること。
  2. 自分自身が「それを変えたい」「もっとよくしたい」と希望したうえで、「変えるぞ」「やるぞ」とけついすること。
  3. それを辛抱強く、繰り返して実行し続けること。このように、脳力開発はとても時間がかかるものである。しかも、辛抱強く毎日やり続けること以外に脳細胞回路を新しくつくったり、修正したりすることはできない。他に方法はないのである。

このように、脳力開発はとても時間がかかるものである。しかも、辛抱強く毎日やり続けること以外に脳細胞回路を新しくつくったり、修正したりすることはできない。他に方法はないのである。

5、習慣づくり

「何のために」その習慣づくりをするのか明確にする。アバウトな言葉は使わないようにする。そして、その指針を見て、手・足・口が毎日同じように動くものにすること。すなわち、毎日同じ行動ができる指針にすることである。

習慣づくりは毎日根気よくやり続けることが大切である。最初はまねでもいいから始めていい。

マネであっても繰り返し繰り返し実践していくうちに脳細胞回路が出来上がるからだ。

 

皆に考えてもらうのは

 

『何のために・・・・・・ 何をする・・・(具体的な言葉)』を話し合ってもらいました。

 

人材に育つために・・・

人材に成長するために・・・・

確実で安心できる仕事をしてもらうために・・・

責任を持って仕事をさせるために・・・

健康管理のできる人となるために・・・

部下の長所を伸ばしてあげるために・・・

部下に新しいことを教えるために・・・

段取りよく仕事をさせるために・・・

自分で主体的にやる姿勢をつくるために・・・

部下、後輩に目的感、問題意識を持たせるために・・・

お客様に信頼してもらうために・・・

仕事を楽しんでできるようになるために・・・

自分に気合を入れるために・・・

前向きに問題を捉える人となるために・・・・

自分で主体的にやる姿勢をつくるために・・・

仕事を仲間と一緒に楽しくするために・・・

段取りよく業務を進めるために・・・

いつも進歩発展を目指す姿勢をつくるために・・・

会社のムードメーカーになるために・・・

社内コミュニケーションをよくするために・・・

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