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有賀泰治ブログ

2月の経営方針共有勉強会がスタート

今月のテーマ

《 不屈 》

今朝は寒かったですね!
2月がスタートしました。
「苟(まこと)に日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり」(大学)
月の始まりから、新しい決意で進みたいものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2015年2月1日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀泰治

1、「十年一剣を貫く」

心を磨く鍛えがあり、励ましがあり、正しい生き方を示す師匠がいる。「一流」の育成がある。

天才とは努力の異名をいう。それを裏付けるように、一流に達した運動選手や芸術家を調べると、平均して1万時間の訓練をしているのが分かった。米フロリダ州立大学のエクソン教授が論じている(毎日新聞1月21日付)
1万時間とは、1日3時間なら10年に相当する。ただし単に時間を費やせばいいのでなく、この間、質の高い努力を継続すれば、才能の有無にかかわらず、トップレベルに到達すると言うのだ。
「自分の経験から言っても、その通りと賛同することもありました。
高校を卒業してトヨタの整備学校へ行き、卒業後地元のトヨタのディーラーに入社、約10年精進する中で、気づいてみればトヨタでは最高峰の資格を取得、それをみて会社からは26才の最年少で工場長に抜擢され、さらにその工場を長野県・全国でもトップクラスの実績を誇る工場にさせた。
良き先輩や指導者に背中を押され続け、後輩に助けられ、毎日が精一杯働く日々だった。
ふと気が付いた。技術だけではなく、身だしなみを整え、人を引き付ける対話を広げていく、仕事の基本やあらゆるノウハウを学んだ。そして当初からの志の独立ができた。

2、「疾風に勁草(けいそう)を知る」
・・・・・後漢書・王覇伝

庭造りに興味があり、土の様子を見るようになった。団粒状のいい土かどうか、湿り気の具合はどうか・・・作る物の種類によって、求められる土の性質は異なるが、「土作りが農業の基本」となる。どこであっても変わらない。
作物の栽培は通常、ある程度、暖かくなってから。しかし、土作りに季節はさほど関係ない。 低温の冬、目立った成長をしない樹木でも、3月になると、急に動き出す。その時、気を最高の状態にもっていけるよう、土をつくるのがポイントです。
冬、一見すると動きがないようでも、植物は春への備えを怠らない。温度条件が整って一気に伸びる時、土に十分な肥料があり、酸やアルカリの状態が適切でないと、よく育たない。
寒くても、春へと続く冬だからこそ、打てる手を打つ。基礎を固める。それが勝利への因となる。
「疾風に勁草を知る」 激しい風が吹いてはじめて、丈夫な草が見分けられる。同じように、人生にあっても “ 冬 ” に努力を惜しまないことが福徳の “ 春 ”を呼ぶ力となる。

3、大いなる目標を見つけ、挑戦を開始する。不屈の王道の道を誇り高く進む。

プロボクシングの高山勝成選手が快挙を遂げた。
昨年の大晦日、ミニマム級の世界王座決定戦に勝利。日本人で初めて、同一階級で主要4団体を制覇した。
ボクシングを始めたころ、腕立て伏せは3回しかできなかった。性格も「怖がりで痛がり」。だが、彼のトレーナーは「臆病は用心深くやれるからボクシングに向いている」と考えた。
頭の回転も速くはなかったが、逆に「目標を決めたら愚直に向かう」ことを「魅力」と捉えた。(スポーツ報知・1月1日付)
ボクサーとして普通なら短所や弱点とされることばかり。そんな無名の少年に、トレーナーは可能性を見いだした。
「忍耐強く厳しい練習にも耐えられること」を、他に替え難い「才能」である、と。
また、そこからは、どんな立派な人間でも、短所がある。どんな癖のある人間でも、長所がある。そこを活かせば、みな、人材としてどの世界でも活躍できる。
みな、 大いなる目標を見つけ、挑戦を開始したとき、短所さえも、掛け替えのない長所となって躍動し始める。誇り高く進んでほしいものです。

4、障害が恐ろしいものに見えるのは目標から目を離すからだ。
一直線に目標だけを見なさい。
・・・・・フォードモーター創業者/ヘンリーフォード

目標達成率を高めるには、より具体的な数値や目指す目標を言葉で書き出し、常に「見える」状態にしておき、他人にも見えるように「共有」することです。
どんな目標でも目に触れる回数が多いほど、その目標が頭に刻み込まれ、無意識の中でも目標を達成しようとする「モチベーション」が高まるからです。
定期的に目標を思い出したり、日々の進捗状況を把握し、数字によって定点観測することは、「目標遂行能力」を劇的に向上させてくれるのです。
自分や他人の目に見える形で、目標を達成していますか?

5、限界なんて最初から存在しないよ。あると思い込んでいるだけ
・・・・・歌手/レディー・ガガ

自らの脳が作り出した限界のイメージを突破するには、目標の実現を妨げる要因を消し去るような習慣を作り、小さな努力を積み上げ、最大の努力を導き出すことです。
習慣には「良い習慣」と「悪い習慣」があり、悪い習慣を完全に断ち切り、良い習慣の連鎖を一つずつ作り上げていけば、あらゆる能力の向上に「限界はない」からです。
限界とは、あくまで自分の脳が考えるイメージなので、恐ろしく困難な状況を打ち破った人が取った行動を研究し、真似することで、自分の状況とリンクさせていけば、今までにない能力を発揮することができるのです。
自分が抱く限界という、ストッパーを壊すことです。

6、「リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。」
・・・・・経営学者/P・ドラッカー

いかなる状況でもやり抜く力。その “ 不屈の一貫性 ” を生み出すのは「信念」であり、信念に裏打ちされた「努力」「忍耐」である。
いまも昔も変わらぬリーダーの条件だ。

7、傷を負わせることができないもの、葬ることができないものが、私の中にある。
岩を砕くものがある。それは私の意思だ。
・・・・・哲学者/フリードリヒ・ニーチェ

目の前の不安や恐怖に打ち勝つには、何としても絶対にやり遂げるという「覚悟を決める」ことです。
信念を持ち、何事にも屈しない「不退転」の決意が固まれば、どんな困難に出会っても、ひるんだり、心が挫けたりはしないからです。
人生をより豊かにするためには、「意志の力」を生かし、新しく規則的な習慣を身につけ、これぞと決めたことをやり続けることが大切です。
一つのことを継続し、大きな岩を打ち砕いていますか?

8、どんな逆境にも必ず活路はある

「フラガール」で有名な福島県いわき市のレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」1月15日で創業50年目を迎えた。東日本大震災では “ 復興の象徴 ” ともなった同施設。避難所への慰問から始まったフラガールの「全国キャラバン」の様子は映画にもなり、その姿に勇気をもらった人も多いだろう。
ハワイアンズは、開業自体が「復興」を使命にしていた。かつて炭鉱で栄えた常磐地区。エネルギーの主役が石油に移り徐々に活気を失う。この危機を救ったのが、前身の「常磐ハワイアンセンター」だった。
炭鉱では迷惑な存在にすぎなかった、地下から湧き出る温水を利用した施設だ。炭鉱の作業員らが従業員に、その娘たちがフラガールになり、失敗の予想を覆して、町の復興を引っ張っていった。
いわきには「一山一家」という言葉がある。ホテルハワイアンズの下山田敏博支配人(当時)が、「危険を伴う炭鉱の暮らしでは石炭の山で働く全ての人が家族であり、助け合いの精神が息づいています」
苦境にあった時必ず活路を見つける。それを見いだし、生かす条件は、人の心が一つの方向に向いていることだ。
人が変われば環境は変わる。福島には、それを証明する歴史と可能性が満ちている。

9、誰かに「ダメだ」と言われたとしても、それは最初の一歩にすぎない。習得しなければならないのは、その「ダメだ」という言葉に打ち勝つことだ。
・・・・・ 海洋探検家/キャプテン J・クック

夢や目標に向かって、挑戦するかどうかを迷っているときは、自分の心の声に従って、最初の一歩を踏み出す「決意」をすることです。
今までの自分を見てきた身近な人たちは、新たな挑戦に対する心配のあまり、将来の夢を壊す存在になってしまうことがあるからです。
大事なのは、「お前には無理だ」という暗示により、「自己評価」を下げることなく、本当に「成し遂げたい」と願うことに対する、「信念」があるかどうかなのです。
どんな困難にも折れない心と、強い信念があるか!

10、失敗とは、再始動したり、新しいことを試したりするために与えられたチャンスだ。
私はそう信じている。

・・・・・ケンタッキーフライドチキン創業者/カーネル・サンダース

「もうダメかもしれない」と思えるような不足の事態に直面したとしても、いつまでもへこんでばかりいないで、今できる打開策を見つけることです。
たとえ何度も失敗したとしても、トライ&エラーを繰り返しながら、粘り強く最善を尽くしていけば、逆境の中だからこそ巡り合えるチャンスが必ずあるからです。
現在がいかなる状況であったとしても、決して諦めず、しっかりと前を向いて考え、行動することをやめない限り、人は皆、自らの知恵や、周囲の助けを得て、再起する力をもっているのです。
禍を転じて福と為すための行動をとることです。

11、私の出会った成功者たちは皆、自分を信じるようになったときに人生が好転し始めた、と言っている。
・・・・・牧師/ロバート・H・シュラー

新しいことに前向きに挑戦していくためには、自分自身で行動し、達成できたという体験を通じて、自分ならそれができるという期待感、「自己効力感」を定着させることです。
人がある行動を起こそうとするとき、その行動を自分がどの程度、うまく言えそうか、という予測の程度によって、その後の行動の生起が左右されるからです。
小さな達成体験を蓄積しながら、自己効力感を高めつつ、目標とする身近なトールモデルを見つけ、達成感を代理経験し、自己効力感を効果的に育てることもできるのです。
前向きな行動を起こすために、自己効力感を高めていますか?

12、我々の最も大きな弱点は、諦めることにある。成功するための最も確かな行動は、常にもう一度だけ挑戦してみることだ。
・・・・・発明家・企業家/トマス・エジソン

夢や目標を達成するために最も必要なことは、ゴールに向かう過程で障害に直面したとしても、最後まで諦めないことです。
どんなに失敗を重ねたとしても、そこからは多くを学び、次に活かせる貴重な経験を得ることができたとしたなら、前回より確実に成長しているからです。
情熱という「たいまつ」を消すことなく、何度でも立ち上がり、挑戦し続ける信念があれば、試練を糧に困難を乗り越え、成功を勝ち取ることができるのです。
失敗にめげず、もう一度だけ挑戦をしているか!

13、上り坂、勢いに乗って、いるときはいい。
窮地に立ったとき、人間の本当の価値が決まる。
・・・・・第48代横綱/大鵬幸喜

仕事でピンチに直面し、身動きが取れなくなったときは、言い訳や隠し事をしないことです。
たとえ、財力や権力で問題の引き延ばしや、一時的な言い逃れをしたとしても、一度でも逃げれば、何度でも逃げなければならない事情が追い続けてくるからです。
困難に追い込まれたときこそ、目の前の厳しい状況から逃げようとせず、前向きに対処する覚悟を固めることが、結果的に「希望の光」を引き寄せてくるのです。
今、目の前にある困難から逃げずに、対処する覚悟をすることです。

14、困れ、困らなきゃ何もできない。人間に必要なのは困ることだ。絶体絶命に追い込まれたときに出る力が本当の力だ。
・・・・・本田技研工業創業者/本田宗一郎

困難な状況に追い込まれたときは、それから起こった「問題を定義」し、問題そのものを見極めることです。
画期的なアイディアは、解決しようとする問題の上に成り立っており、新しい解決策を発見するための「出発点」になるからです。
問題そのものを明確にし、その「根本原因」を見極め、問題の全体像を理解していけば、いつしか困難な出来事が画期的なアイディアに生まれ変わるときがくるのです。
問題を観察し、解決法を創出する機会に変えていますか?

15、我々が繰り返し行うものが、我々の本質である。
ゆえに、優秀さとは行為ではなく、習慣で決まる。
・・・・・哲学者/アリストテレス

目指すゴールに達したいと強く願うなら、目標に向かってひび、成すべきことを繰り返し、「習慣化」することです。
すぐに結果が出なくても、諦めずに努力することをやめなければ、やがて蓄積されたパワーが爆発する「沸点」が訪れるときがやってくる。
たとえ目の前にどんな分厚い壁が立ちはだかっていたとしても、それを打ち砕くのは、長期にたわたって継続し、続けようとする習慣を伴った「意志」の力なのです。
すぐに結果が出ないからといって、簡単に諦めないことだ。

16、楽天家は、困難の中にチャンスを見出す。
悲観論者は、チャンスの中に困難を見る。
・・・・・政治家/ウィストン・チャーチル

チャンスを引き寄せるには、何事も前向きに捉え、積極的な「セルフイメージ」を高めようと決めることです。
常に物事の良い面に、「フォーカス」するという「考え方」を持っている人は、どんな試練からも「チャンスの芽」を発見し、乗り越えることができるからです。
いかなる困難や問題が待ち受けていたとしても、やる前から諦めず、「突破口」を見つけようとする健全な「姿勢」があれば、チャンスの扉は「無限」にあるのです。
物事の良い面をさがし、チャンスを引き寄せていますか?

17、うぬぼれるということが全然なかったとしたら、この世はさして愉しいことはあるまい。
・・・・・文学者/ラ・ロシェフーコー

自分が持っている力を100%発揮させたいと思うなら、健全な「うぬぼれ」を抱くことです。
なぜなら、自分自身を高く評価し、未来を信じる気持ちがなければ、ポジティブな「積極思考」は生まれないからです。
自己を肯定することは、自らの人生の「青写真」に近づくための、大切なステップなのです。
今日の自分を認め、明日の自分を信じていますか?

18、人生は振り子のようなものだ。振り子は一方に振れると、必ずその反動で反対方向に振れる。困難の後には勝利が待っているのだ。
・・・・・講演家・作家/ジェフ・ケラー

困難な出来事を克服し、良い出来事を引き寄せるには、「振り子の法則」を知ることです。
勝負の世界では、ツキに見放されてしまい、惜しくも大きな目標に届かない瞬間もありますが、それをバネにして、飛躍するステップに転換できるかは、本人の努力次第だからです。
一点の軸で支えられた振り子が、一方に揺れ始めると、反動で戻ってくるように、支点となる「信念」があれば、どんな困難も乗り越え、勝利をつかみ取ることができるのです。
振り子を動かす支点となる軸・信念をもっていますか?

19、人には何度かチャンスがある。それに挑戦するか、しないかが、幸運の女神と握手できるか、できないかの分かれ目となります。
・・・・・元日立製作所会長/三田勝茂

チャンスを呼び込み、機械を逃さないためには、普段から能力を高め、実績を積み上げることです。
自己実現のために日常的な努力を重ね、チャンスを受けるのにふさわしいレベルに到達していれば、それに応じてチャンスがやってくるようになるからです。
常に精進して実績を作り、真の実力が伴っていれば、様々なチャンスを自ら引き寄せられるだけでなく、決断すべき瞬間に勇気を出して挑戦することができるのです。
トライすることで、チャンスをつかみ取っていますか?

20、何のリスクも取れない人間は、人生で何一つ成し遂げることはできない。
・・・・・元プロボクサー/モハメド・アリ

人生で何かを成し遂げたいと思うなら、ギリギリまで計算し尽くしたリスクに挑戦することです。
リスクに立ち向かい、それを克服して得られた成功体験には、大きな達成感と喜びが生まれるからです。
なぜ上手くできなかったのか? どうすれば成功することができるのか?
こうしたことを真剣に考え、リスクに立ち向かった者だけに、最高の贈り物が考えられるのです。
自らの誇りを捨てないために冒険していますか?

21、今月の言葉

危機を乗り越える
危機一髪の場に身を置いた時、
問題を乗り越える力が発揮できる
・・・・・立谷秀清(福島県相馬市長)

最後の砦
どんな事業でも、
最後に決着をつけるのはその人の人格
・・・・・越智直正(タビオ会長)

支援と試練
人生を何かに捧げようと決意した瞬間、
宇宙はそれぞれに必要な
「支援」と「試練」をもたらす
・・・・・ジョン・F・ディマティーニ(教育者)

いま、ここに生きる
ここを離れない。
ここを見限らない。
ここに踏み止まる
・・・・・横田南嶺(円覚寺管長)

努力
プロは常に常に努力し続けている
・・・・・長井鞠子(会議通訳者)

困難
困難に挫ける人もいれば、困難で成長する人もいる
・・・・・ネルソン・マンデラ(南ア元大統領)

耐え忍ぶ
理不尽なことを耐え忍ぶ中で、自分という人間がつくられていく
・・・・・河田勝彦(オーボンヴュータンオーナーシェフ)

勝つ
勝つということは、相手より優れているということであり、凡ではなく非凡であるからこそ勝てる
・・・・・飯田亮(セコム会長

困難
困難は解決策を連れてくる
・・・・・永守重信(日本電産社長)

かつてない困難
かつてない困難は、かつてない発展の基礎となる
・・・・・^松下幸之助(松下電器産業創業者)

道は拓ける
どんな困難な状況でも誠心誠意、一所懸命お客様や社員に向き合っていけば、必ず信頼を築くことができ道は拓けていく
・・・・・浅田剛治(ノバレーゼ社長)

努力が運をつかむ
運は天にあり 手柄は足にある
・・・・・上杉謙信 

試練
試練は成長の機会
・・・・・木下 彩(庭のホテル東京 社長兼総支配人)

堅忍不抜
古(いにしえ)の大事を立つる者は、ただ超世の才を有するのみにあらずして、また、必ず堅忍不抜の志あり 
・・・・・蘇東坡(中国・北宋の詩人)

我慢の先にあるもの
我慢して、我慢して、我慢して、それを通り越した時、初めて楽になる
・・・・・納谷幸喜(第48代横綱 大鵬)

強烈な努力
強烈な努力が必要だ。ただの努力じゃダメだ。強烈な、強烈な努力だ
・・・・・藤沢秀行(名誉棋聖)

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