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有賀泰治ブログ

10月の経営方針共有勉強会

経営方針共有勉強会 資料
・・・・・・・・・・・・・・・・・・2011年10月01日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀 泰治

1、偶然と必然

運のよい人はいいことがあったとき、「偶然です」とか「たまたま運がよくて・・」と謙虚にこたえます。でも、その陰には、人に知られることのない懸命な努力が隠されているのです。「偶然」は、努力を続けることによって、限りなく「必然」に近づきます。
夢を描きながら努力せずに「幸運の女神が舞い降りる」のを待ていても夢はかないません。
野球でも、豪速球がバットに偶然当たり、打てるかもしれませんが、その確立は限りなくひくいのです。豪速球が打てるようになるには、努力をして訓練するより他はないのです。
人生でも一緒で、良い人生を目差すならば、良い行動を習慣づけして続ける必要があります。人生の終盤になって「しまった!」と思ってもおそいのです。
誰しも今が一番若いのです。気づいた時にすぐに足を一歩踏み出し、良い行動をしましょう。そうすれば「偶然」は「必然」となり、幸せな人生はこちらに向かって歩いてきます。
まずは「仕事に夢中になる」ことです。夢中になれば、仕事が面白くなり疲れないのです。仕事三昧、我を忘れて仕事に浸りきることで一流になれるのです。
仕事で一流になった人のほとんどが幸せを掴みとっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・ 松岡 浩 一人当りの利益率、トヨタをしのぐタニサケ社長

2、「人物を創る」

あらゆる仕事・事業は人物に尽きる。担当する人間の人物いかんが仕事・事業の盛衰を決める。

事業は人業(じんぎょう)といわれる所以である。私たちが人物を創らねばならぬ必要もここにある。

人物を創るにはどうしたらいいのか。

まず、人物になろうと立志することだ、と多くの先哲が教えている。

人物になろうと思わなくては人物になれない。

第二は時処位(じしょい)の自己限定である。

人は誰でも一つの時代に一つの処(ところ)で一つの位置・立場を得て生きている。

その時処位で他を願わず精一杯の努力をすることである。

第三は自反(じはん)である。他責の人ではなく、自責の人たれ。

他のせいにしている限り、知恵は湧いてこない。人物は磨かれない。

最近、ある人の話を聞いて大きな感銘を受けた。

塙昭彦(はなわ・あきひこ)氏セブン&アイ・フードシステムズ社長

3、営業の極意、人生の極意

伝説の営業マン不動産、学習図書など17社で営業を経験し、そのすべてでトップを記録、伝説の営業マンと呼ばれた加賀田晃氏。

氏が自ら体得した営業の極意を惜しげなく語った。インタビューの一部。

(記者:加賀田さんは世間では「契約率99%」といわれています)

私は現役時代、17種類の営業をしましたが、扉を開けたら契約、会えば契約。

1社あたり勤めた期間は平均3か月ですが、入って辞めるまでの3か月、ほとんどノーミス、パーフェクトでした。

(記者:たとえ断られても、諦めずに何度も通って必ず相手を落とすということですか)

いいえ、私、生まれてこのかた、一回も再訪したことがありません。再訪したらそれは営業ではない。

買うか買わないかを決めるのはお客様じゃないんです。営業マンなんです。

この商品を使えばこんなふうに便利ですよ、快適ですよと教えてあげる。

それでもなおかつお客様は迷われる。その時は最後の踏ん切りを営業マンがつけさせてあげる。

そうやって我々が誘導するんです。「いかがでしたでしょう?」と聞きに行くのはただの御用聞きです。

私、自分の売り上げがどこの会社でも一番になったということはそんなに自慢じゃないんですが、

新人ばかりを預かろうが落ちこぼればかりを預かろうが、どこの会社に行っても、その日から自分の課が一番だったこと。

これは自分の胸に秘めた誇りだったと思っています。

4、日本一の歓楽街・新宿歌舞伎町。この地で営業する有名ホテルグループで、業界未経験ながら支配人となった三輪康子さんが着任早々見たもの。
それは、館内を我が物顔で闊歩するヤクザたちでした。

同ホテルの運営に力を尽くしてきた女性支配人は、いかにして常識を超える困難を乗り越えたのか。

私は、ヤクザの皆さんがやってきた時には辛抱強くお引き取りいただく交渉をしました。

もちろん相手が相手ですから、簡単なことではありません。

彼らに注意するたびに、大変な剣幕で恫喝(どうかつ)されました。

カネを払えばいいんだろうって財布を投げつけられたり、唾を吐きかけられたりもしました。

何時間も怒鳴られて、ようやく去って行ったと思ったら、別の数人が来て、また私を囲んで初めから恫喝が始まるんです。

宿泊を断ったヤクザから、胸を突かれて骨にひびが入ったり、日本刀を振り上げられたこともあるんですよ。

(記者:そんなことまで……。極限ともいえる状況を、よく耐え抜かれましたね)

私の頭の中には、どんな人だって話せば分かるという思いが常にあるんです。

父がいつも言っていたのが、「怒っている人に怒り返してはいけない。怒っている人には、余計にやさしい言葉でお返ししなさい」ということでした。

私がヤクザの恫喝にも耐え続けられたのは、やさしさは怒鳴り声よりも強いんだ。

正しいことは、貫かれなければいけないんだ、というお守りのような信念が、私の中にあったからだと思います。

5、森信三氏の教えの真髄
森信三氏の教えを心の糧にしてきたという小宮コンサルタンツ社長・小宮一慶氏と伊藤忠経済研究所長・三輪裕範氏に語り合い

【小宮】森先生の言葉には、勉強になることがいろいろありましたが、私がよく引用させてもらうのは次の言葉です。

「人生は、ただ一回のマラソン競走みたいなものです。勝敗の決は一生にただ一回、人生の終わりにあるだけです。

しかしマラソン競走と考えている間は、まだ心にゆるみが出ます。人生が、五十メートルの短距離競走だと分かってくると、人間も凄味が加わってくる」

人生は長丁場でマラソンと似たところがありますが、しかしマラソンだとばかり思っていては、ここぞという時に全力を出し損ねることがある。

普段からこれ以上はできないというくらい全力でぶつかっていると、能力は僅かずつでも上がっていくもので、特に若いうちにその習慣を身につけた人は強いと私は思います。

【三輪】マラソンだと思うと、まぁ明日でもいいか、という甘えが出てしまいますからね。

【小宮】三輪さんはどういった言葉が印象に残っておられます?

【三輪】一つには、「人生を深く生きるということは、自分の苦しみ、すなわち色々な不平や不満(ふまん)煩悶(はんもん)などを、ぐっと噛みしめていくことによって、

始めのうちは、こんな不幸な目に出合うのは自分だけだと思い、そこでそのことに関連のある人々に対して、怒りや怨みごころを抱いていたが、

しだいにそうした苦悩を噛みしめていくことによって、かような悩みや苦しみを持っているのは、決して自分一人ではないということが分かり出して来るのです」

という言葉です。苦しみや悩みは自分一人ではなく、他の皆も同じように抱えていることを自覚すること。

そして、自己中心性を減らして、それを少しでも他者への共感に向けるということですね。

【小宮】それがその人の人生の深さであると。

6、「継続の秘訣」
全国に「靴下屋」を展開するタビオ会長の越智直正氏

私がまだ松下幸之助商学院の学院長をしていた頃、

「日本一大きな靴下会社の社長の講演がある」と聞いて、越智さんのご講演を聴きに行ったんですよ。

講演が終わって質疑応答の時、聴衆の一人が「継続の秘訣は何ですか?」と質問されました。

そうしたら、越智さんはすかさず「『朝』と書いてみてください」と。

そして、「どう読みますか」と質問を返された。

その方が「あさ」とか「ちょう」と答えたら、「他にもあります。十月十日です」とおっしゃった。

十月十日は人間が生まれるまでにかかる日数です。

だから、人間は毎朝新しい命をもらって生まれているんだと。そして夜眠りにつく。

そのまま目覚めないかもしれないところ、翌朝また新しい一日をもらう。

明日があると思わず、きょうこの一日を大事に過ごそうと思ったら、いつの間にか継続できますとおっしゃったのです。

よし、きょうの講演でこれだけは自分のものにしようと思いましてね。

というのも、松下商学院は20歳前後の子が中心で、煙草を吸う子と吸わない子がいます。学院としては禁煙をしたいところでしたが、学院長である私が一日に40本吸うヘビースモーカーでした。

そうすると、学院生たちに吸うなと言いづらいから、できれば煙草をやめてほしいと他の先生たちに言われていたのです。

だからご講演をお聞きして、「よし、きょうだけは煙草を止めよう」と灰皿を裏返したわけです。そうして10年が経ちました。

7、「運とツキの法則」
先日、女子サッカーワールドカップで見事世界一に輝いたなでしこジャパン。
なでしこジャパンのスポンサーを務められたクレディセゾン社長・林野宏氏と、書道家の武田双雲氏に、それぞれの人生観、仕事観を交えながら「運とツキの法則」についての話し。

なでしこジャパンはなぜ世界一になれたのか、それには「運とツキ」が関係していると両者は語ります。

【林野】運やツキは、例えばサッカーの試合を見ていてもよく分かります。

あんな厳しい場面であんなふうにして点が入るものなのか、って思うことはありませんか。

【武田】でも偶然ではない気がしますね。先日のなでしこジャパンのW杯優勝の試合を見ても、彼女たちが運を引き寄せているとしか思えませんでした。

【林野】そう。彼女たちが努力して努力して、最後まで諦めないで戦っていたから、最後に運が味方をして勝利に繋がったと思うんですね。

相手の油断と、こちらの絶対に諦めないという思いがシナジーになって、まるでシーソーが傾くように一気にムードが変わりました。

【武田】日本では話題にならなかったけれども、海外のメディアが澤穂希選手にインタビューをしたんです。

日本語訳がツイッターで流れたのを読んで僕は涙が止まりませんでした。感心したのは彼女の思いのすごさです。こう言っていました。

「日本は東日本大震災で被災した人、生活苦を強いられている人、生きるのが辛い人がたくさんいる。

その人たちに勇気を与えることだけを考え、私が頑張って世界一を取れば、弱い人、苦しんでいる人たちに光を与えられるかもしれない」

僕は彼女のそういうビジョンがなければ優勝していなかったと思います。

【林野】そうですね。チームが団結して勝利したと言っているんだけど、もちろんそれも大きかったでしょう。

しかしあれは澤という一選手が他の選手たちを自分のビジョンに巻き込んで成し遂げた奇跡だと思います。

【武田】事業でも、自分の会社だけが成功すればいいと思っている社長が成功するわけがない。

社会に価値を提供し、よりよい社会をつくりたいと心から思っている人しか成功は手にできない気がします。

【林野】一時的に成功は手にしても永続性はありませんしね。

私たちも一緒です。世界のクレジットカードを変えよう、より便利な世の中にしようという思いがあったから、ここまでやってこられたと思っています。

8、レーシング界に旋風を巻き起こしている井原慶子氏

何のハンデもなく並み居る男たちを相手に激戦を繰り広げている生きざまは、私たちが生きる上で大きな心の糧となるでしょう。

(記者:レースを志したきのは20歳になってからと伺いましたが、そのきっかけは?)

【井原】大学生の時、たまたまレースクィーンのお仕事にご縁があったのですが、

ハイレグ水着とハイヒール姿で初めて立ったサーキットのことはいまも忘れられません。

会場にこだまするエンジン音やレースでのスピード感、そして生死を懸けたレーサーたちが放つ緊迫感。

鳥肌が全身を駆け抜けると、私の心はもうすっかりレーシングカーの虜になっていました。

いざデビューとなると、周囲からはレースクイーンだからと軽く見られたり、

どこかの社長をたぶらかしてフェラーリを手に入れたんだろうとか憶測が飛び交って…。

本当に傷つくような言葉を投げ掛けられて落ち込むこともありましたけど、志が揺らぐことはありませんでした。

逆に、女性であるとかアジア人であるとかいろいろなハンデがあっても、それを言い訳にせず、生きている以上は自分が持ち合わせるすべての力を出し切ろうと覚悟が定まった。

その後は、憧れだったマカオGPで3位に食い込み、女性として大会史上初の表彰台に立つなど、目標とするイギリスF3に向けて経験を積んでいきました。

ただ、どんなに体を鍛えても男性には敵いませんから、それを補うために自分の力を最大限に発揮できる「ゾーン」に入って、最高の緊張状態でレースに臨めるよう努力を重ねていきました。

(記者:一流のレーサーの条件とはなんでしょうか)

【井原】どんな環境をも自分のものにすることだと思いますね。

いかなる環境においてもベストを尽くすことはプロとして当たり前で、

どんな人と仕事をしても、またマシーンがしっくりこなかったり、サーキットとの相性が悪くても、

すべての環境を自分のものにすることができる、それが一流ですね。

9、「20代をどう生きるか」
日本郵政公社初代総裁として、郵政民営化の基盤を築いた商船三井最高顧問・生田正治氏

私が新入社員によく言って聞かせるのは「できるだけ失敗をしろ」ということである。

ただし失敗をするにも二つの条件が要る。

一つ目は、同じ失敗をするなということ。

二つ目は、失敗をした時には直ちに報告すると同時に極力自分で解決する努力をしろということである。

失敗したことをいつまでも後悔している必要はないが、反省をしてこれを繰り返さないようにしなければならない。

また、失敗したことを自分で修復しようと努力すべきだが、一人ではどうしても手に負えない時がある。

だが新人が取り返しのつかない失敗をやらかしたと思ったことでも、上司に相談すると、いとも簡単に解決するということが往々にしてあるのだ。

私自身も、お客様からお預かりした貨物をアメリカのヒューストンへ送らなければならないところを、ニューヨーク向けに手配してしまったことがあった。

どうしていいかわからず暗澹(あんたん)たる気持ちになっていたが、上司に事の次第を伝えたところ、「何をしている」と一言怒られたのみで、すぐに手を打ってくださった。

結果的にはその後ニューヨークの責任者へ指示が飛び、飛行機で即座に移送する手筈(てはず)が整えられた。

ヒューストンで貨物を待っていらしたお客様も「よくすぐに運んでくれた」と逆に大変喜んでくださったという。

私にとっては手痛い教訓だったが、若い頃に何の失敗もしないようでは、学習効果が少ないという言い方もできるだろう。

10、9月の言葉

素直な人は、過去も未来もない
いまの自分でどう勝負するかに集中できる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・林成之(脳神経外科医)

プロというのは絶対にミスをしてはいけない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・王貞治(福岡ソフトバンクホークス球団会長)

自ら“出来る”と信じた時に、その仕事の半分は完了している
・・・・・・・・・・・・・・・・・・永守重信(日本電産社長)

生きているということのまばゆいばかりの輝き

二度とない人生
二度とない今日ただ今…………………

人間にくずはない
人生にむだはない

教育とは子どもを自分の脚で歩けるようにしていやること

太陽は夜が明けるのを待って昇るのではない
>太陽が昇るから夜が明けるのだ

他人の欠点は誰にでも見える
しかし自分の欠点が見える人は少ない

もう少し
多くの人に喜んでもらえることに
一生懸命になろうじゃないか
地球だって
自転といっしょに
公転もやっている

生きている
この当たり前のことの中に
ただごとでない
しあわせがある

まっすぐに天に向かって
つつましく力づよく
確かに人生の年輪を刻んでいく

失敗は私に、私の一番いけないところを
教えにきてくれた大切なお使い

根を養えば樹はおのずから育つ

ほんものはつづく
つづけるとほんものになる

“させられる仕事”から“する仕事”に変わるとき、
苦しみは喜びに変わり、生きがいに眼を輝かせる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・東井義雄(教育者)

「人生二度なし」
これ人生における最大最深の真理なり

幸福とは求めるものでなくて、与えられるもの。
自己の為すべきことをした人に対し、
天からこの世において与えられるものである。

五分の時間を生かせぬ程度の人間に、
大したことは出来ぬと考えてよい。

人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・森信三(哲学者)

この仕事が俺の天職だと惚れ込んでやれば必ず上手くいく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・永守重信(日本電産社長)

人間は60兆個もの細胞からできている。
細胞1個は、1億円の宝くじが100万回連続で当たるくらいの確立で誕生する。
我々人間は生きているだけで奇跡の結晶。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・村上和雄(遺伝子工学の第一人者・筑波大学名誉教授)

人間須らく正道を歩け
・・・・・・・・・・・・・・・・・・石坂泰三(元東芝社長・第2代経団連会長)

その人の心がすべて音に表れる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・屋比久勲(吹奏楽の神様・鹿児島情報高校教諭)

理想が人間を磨き、器を大きくしてくれる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・牛尾治朗(ウシオ電機会長)

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