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有賀泰治ブログ

8月の経営方針共有勉強会

日曜日のスタートですので、参加者が少ないですが、本日より開催。

経営方針共有勉強会資料です

・・・・・・・・・・・・・・・・・2010年8月1日 
・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀 泰治

1、

父親は息子に対して、
一生のうちに三度叱るか、
それとも一度も叱らないか、
どちらかに腹を括らなければならない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・森信三(国民教育の師父)

2、

「時を守り、場を清め、礼を正す。これ、森信三先生の教えなり」
 
生きとし生けるものは、時間、空間、人間(じんかん)の三間を離れてこの世に存在することはできません。
    
この三間を大切にし、整えていくことを、現場を再建する三大原理と森先生は提唱され、荒れた学校の指導で大きな実績を上げられました。

・・・・・・・・・・・・・・・・寺田一清(森信三師に師事)

3、

 いま、東近江市役所で、新たな地域づくりをしようと進めているところなんですが、そのキーマンを選定するに当たり、僕は「参加基準」というものを定めたんです。

  一、他人にぶら下がらない
  一、自ら企画できる 
  一、マイナス思考でない
  一、ネットワークで仕事ができる
  一、他を批判しない
  一、自慢話をしない
  一、他と繋がっていくことができる

・・・・・・・・・・・・・・・北川憲司(「グリーン購入運動」を全国に先駆けて展開)

4、「民族滅亡の三原則」

  一、理想(夢)を喪(うしな)った民族
  一、全ての価値をもので捉え、心の価値を見失った民族
  一、自国の歴史を忘れた民族

 こういう民族は滅びていくことを歴史は証明しているけれども、我らが愛する日本はいま、まさにこの三つの道をたどっているように思えてなりません。

・・・・・・・・・・・・・・・中條高徳(アサヒビール名誉顧問)

私が39歳の頃、あさひビール本社会長室でお会いすることができました。当時バブルの絶頂期、《企業メセナ》について、我々若い者にご意見を伺う事が出来ました。初対面にも関わらず、松本に来ていただいての講演依頼したところ気さくに引き受けて頂きました。そしてご自分の著書にサインをいただきプレゼントされました。
私への言葉は『脚下照顧』でした。(有賀泰治)

5、「成功者の習慣」

逆境や不遇の時、「いやだ、いやだ」と逃げ回ったり、自己逃避したりせず、何事があろうと、「このくじは当たりだ」と思う。 そのように考えたら、何事があろうと「人生すべて当たりくじだ」と。

・・・・・・・・・塙昭彦氏(セブン&アイ・フードシステムズ社長)
         『致知』2009年7月号より

6、

 苦手な人づきあいを克服する考え方を紹介されています。仕事をする上で参考になりますのでご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・九州電力会長・松尾新吾氏

若い頃の話で1つ申し上げますと、私は人づきあいが得意ではなかったんです。
夕方になると同僚や先輩が目配せをして一緒に飲みに行ったりする。
「あんなにうまくとけ込めるかな」と思うと不安でしたね。
そんな時、出典は忘れましたが、こんな言葉に出合いました。
「穴は深く掘れ。直径は自ずから広がる」
これを自分なりに解釈したんです。
「穴を深く掘れとは、仕事を一所懸命深掘りする(仕事に精通してプロになる)ことだ。深くなればなるほど直径は広がっていく。この直径は人の輪、交流だな」と。
交流を先にやるのは苦手だから、とにかく仕事を懸命にやろう。それなら俺にだってできる。そう思うと、何か精神的に救われたような気がしました。
直接的に輪を広めることにはならないけれども、仕事を通して人との固い絆が生まれます。そして、それは簡単には切れるものではない。
以来、私はそのことをずっと心懸けてきました。
すると不思議に人脈もでき、人づきあいも上手になりました。

7、

落ちこぼれ営業マンから一流経営者になった秘訣
・・・・・・・・・・・・・・・・IT企業アイエスエフネット社長の渡邉幸義氏

大学を出て外資系コンピュータ会社に就職しましたが、入社時の営業研修が肌に合わずにボイコットして以来、ずっと落ちこぼれでした。
営業マンらしい仕事はさせてもらえず、来る日も来る日も資料整理やコピー取りのようなことばかり。
3年目に上司に辞表を出したのですが、思い留まるよう強く説得され、新しくできた営業部署に異動させてくださったんです。
このままでは上司に申し訳ないと思い、考えた揚げ句、辿り着いたのは14歳の頃から読んでいたD・カーネギー著『道は開ける』の中の

「今日、一日の区切りで生きよ」

というフレーズだったんです。

「今日だけは、1日の計画を立てよう。処理すべき仕事を1時間ごとに書き出そう。予定どおりにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。そうすれば2つの悪癖──拙速と優柔不断から縁が切れるかもしれない」

結果はともかく、カーネギーが教える「1日の区切りで生きる」ことを、まずは実行してみようと思ったんです。
まず、自分がその日やるべきことを細かくノートに書き出してみました。
1つひとつのステージで110%の達成を目指していこうと思って、書いたことを日々確認する作業を始めました。
驚いたことに、これを習慣づけていくと、その年のうちに1億円もするコンピュータの受注に成功して、たちまちトップ営業マンに躍り出ました。
その頃はとにかく不安でしょうがなかったんです。そこで悩む暇もないくらいスケジュールの空白を埋め、その日一日の仕事に没頭しました。
この「未来ノート」は苦肉の策として始めたことですが、それが結果的に仕事の段取りを変え、新しいアイデアを生むきっかけになりました。

8、

安岡正篤師の二男・正泰氏が、ウシオ電機会長・牛尾治朗氏とともに安岡師の教えについて対談

安岡 父は人を育てることに非常に情熱を燃やしましたが、それは決して有名人をつくることではありません。
無名でもいい、しかし有為な人物を育てなくてはならない。
無名有為の人物を育てることが父の教学の神髄なのではないかと思うんです。
牛尾 確かに安岡先生は、有名になりたがるなと繰り返しおっしゃっていました。
有名無力、無名有力なんだと。
安岡 だから大臣になりたいとか元帥になりたいとか、それだけではダメだよと。
それに内容が伴わなくてはならない。
内容さえ伴っていれば、何も高位高官にならなくても見る人は見てくれていると。
そういう人物が一人でも二人でも出てくることによって国は栄えていくんだと父はよく言っていました。
須(すべから)く人間だと。

9、

安岡正篤師の教えを、ウシオ電機会長・牛尾治朗氏が述懐されています。

初めて「この方はすごい」と思ったのは、父から言われて安岡先生のところへ就職の相談に伺った時です。
私の話をしばらく聴いてくださっていた先生は、
「to do good を考える前に、to be goodを目指しなさい」
と説いてくださったんです。
よきことを為そうとする前に、よき人間であれと。
私のアメリカかぶれを見抜いて、この若者には漢語で説いてもムダだと考え、英語で説いてくださったわけです。
立派な人間になることでおのずと指導力も身につくのであって、人柄の悪い奴がどれだけ技術を身につけても指導力はつかないですよ。
それを短い横文字で諭されて、ぐうの音も出なかった。
それからしばしば相談に伺うようになったんです。

10、身体を整え、常に上機嫌でイキイキ活動する方法
・・・・・・・・・・・・・・・・・・身体論で有名な齋藤孝

心は捉えどころがないので、まずは身体で型を何度も練習していくとそれに見合った心の形ができてくると考えます。
例えば何度も四股(しこ)を踏んでいると、グッと力が入るような精神状態ができてくる。
イチローも打席に立つ前、ウェイティングサークルで四股立ちの姿勢で肩を内側に入れるストレッチをやっています。
これは上半身、下半身ともにストレッチになって、上虚下実(じょうきょかじつ)の状態をつくりやすい。臍下丹田(せいかたんでん)を中心として上がリラックスして、下が充実している状態です。
上虚下実の状態をつくるには、例えばみぞおちをもむ。
「ムカツク」とは、みぞおちが固くなって胸につかえる感覚で、息を浅く吸ってばかりいて心身が平静な状態になれないことが原因なんです。だから自分でもんで柔らかくする。

あとは肩を大きく回して、肩甲骨(けんこうこつ)周りを柔らかくする。
そうやって全身が柔らかくなって軽くなると、機嫌がよくなるんです。
若い人たちは割とおとなしくて品がいいんですけど、テンションが低いものですから、もっと体をほぐして上機嫌な状態をつくってもらいたいと思うんです。

11、今月の言葉
① 成績がよくても、誠実さのない人間は失敗する
上田実(名古屋大学大学院教授)

② 習い方がうまい人とは、習う素直さがある人
荒川博(日本ティーボール協会副会長)

③ プロというのは、ミスをしてはいけない
王貞治(福岡ソフトバンクホークス球団会長)

④ 専門家とは自分の仕事を意識し続けられる人
柿沼博彦(JR北海道副社長)

⑤ ピンチを正面から受け止めて人間は成長する
岡紀彦(プロ卓球選手)

⑥ 大切なのは、自分の価値に気づくこと
アラン・コーエン(作家)

⑦ 最後のギリギリまで頑張ったら、どんでん返しがある
和田裕美(ペリエ社長)

⑧ 人が見ていなくても自分を律せねばならない
北尾吉孝(SBIホールディングスCEO)

⑨ 人間の心は相手の立場に立つことで成長する
渋谷昶子(映画監督)

⑩ 人間関係の貯蓄こそ人生の財産
吉沢久子(家事評論家)

⑪ 高い木には深い根がある
古谷綱武(評論家)

⑫ 一国の独立は畢竟個人の独立にあり
福澤諭吉

⑬ 自分を育てるものは自分である
東井義雄(教育者)

⑭ まず人間をつくって、それから学ぶべし
松永暢史(ブイネット教育相談事務所主宰)

⑮ 毎日の習慣がいまをつくり、10年先をつくる
日野原重明(聖路加国際病院理事長)

⑯ どんどん変えよう すばやく化わろう
岡本太一(鍋屋バイテック会社会長)

⑰ 人間は小成に安んじないよう、意外に早く固まってしまわぬように、伸びがとまらないように、いつまでも若く、いつまでも伸びていく、いつまでも進歩発展していくことが大事
⑱ 講習講演は知識の漫談であり、学問は概念の漫談である。かかる雑識は己の人格と何等関係がない。
⑲ 人生に於て重要なことは、体験の根を深く下すことでなければならぬ
⑳ 本当に為になる言葉は多く苦言であります
21 若夫婦が自発的に先祖の祭をする風俗があれば、その国、その郷土、その家庭は確かだ
22 人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければならない
23 病気をすると、辛いことは辛い。しかし、またその病気の中に無限の意味もあり、効用もある。快楽もある
24 われわれは天地の恩、人間の恩、道の恩、教えの恩など、あらゆる「恩」の中にあります。
これに絶えず報いてゆくのが生活であります
⑰から24 碩学・安岡正篤師

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