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有賀泰治ブログ

11月の経営方針共有勉強会

11月

二日目の出席者です。

経営方針共有勉強会 資料
2009年11月1日
有賀 泰治
1、会社の文化(顔)
人、接客、挨拶、お出迎え、お見送り、約束、整理整頓、環境、すぐ実行・・・
など、幾つもある、同じ業種業態でも、繁盛しているところ、衰退していくところ、すべて上に示した項目の総合力だ。
先輩の会社にお邪魔して、お客でもない私に対する社員の皆さんの、お出迎えや接客は驚きの連続だ、それは、特別の接客ではない、今までにも知っていることばかりだ、当たり前のことをすべて実施していることがすばらしい、先輩の会社は私のお客様、出入り業者にも意を尽くす、心が伝わってくる。
用件が終わり、玄関を出るとき何故か爽やかな気持ちになって出ることが出来た。
この時代、何処の会社も少数精鋭で会社を運営している。忙しいだろう、目の前の仕事を忙しがっていて、当たり前のことを疎かにする、それは、明日が無いということだ。心したい。

2、変化なければ生き残れず  (日経MJ)

GMSの終焉
総合スーパー(GMS)の業績が大幅に悪化した。
2009年3月~8月にイトーヨーカ堂は初の営業赤字(43億円)を記録、イオンもイオンリテール、マイカルなどGMS事業は72億円の赤字となった。
マイカルやダイエーの経営が行き詰まり、西友が米ウォルマート・ストアーズの傘下に入って以来、ヨーカドー堂とイオンはGMSの2強と呼ばれた。最期の砦の“決壊”はGMS業が終焉を迎えたと言っていい。
ダイエーが三越を抜いて小売業日本一に輝いたのは1972年度。ヨーカ堂が975億円で経常最高益となり、優良企業の名をほしいいままにしていたのは92年度。「会社の寿命は30年」といわれるが、業態が輝きを保っている期間も30年程度と言えようか。
先日、ファーストリティリングの柳井社長の話があった、「新書が書店に並びます。タイトルは『9勝1敗』です。と冗談話がありました。2003年に『1勝9敗』《仕事は失敗だらけ。それを糧に成功をめざせと説いた前作》を書いているので、その逆を行く本を出したらユニクロ絶好調の今は売れるでしょうね」
実際は『成功は一日で捨て去れ』(新潮社)《経営は常に砂上の楼閣にあると考え、目前の成功体験を捨て去って進化しなければ明日はない》という趣旨です。
GMSはその危機感が乏しかったというしかない。だが、再建の道はある。昨年ウォルマートの情報システムと商品調達網を駆使してEDLP(毎日安売り)の仕組みを築こうとしている西友は1つの行き方を示している。
もう一つの方法はユニクロ型SPA(製造小売)の仕組みを持つ商品調達商社の活用だ。ヒントは経営不振に陥っていたイオングループの米婦人服タルボットが提携したリー&ファン(香港)。同社は世界数十カ国の生産工場から商品を調達、原料手当てや物流も手がけて高度成長している商社。小売業は同社に調達を委ねることでSPAに近いビジネスモデルを構築できる。
GMSが大きく脱皮できるか、そのままで終わるか大きな岐路に立たされている。

3、「素直な心というものは、誰に対しても何事に対しても謙虚に耳を傾ける心である」
松下幸之助翁は「素直」ということをとても大切にしておりました。
常に新しいことを吸収し、現状を打破しよう、より良くしようと熱意を持ち、謙虚で素直な氣持ちで人の話を聴いたそうです。

4、「自分だけ儲けようという考え方は、どこかに弱さがある。
社会とともに発展するのだ、世の中のためになる仕事をするのだ、と考え実践してこそ、経営に力強さがうまれる」
松下幸之助翁曰く

5、「知っている」 「できる」 「実行している」

全く意味も、成果も違ってきます!
良い方法を教えられて、その通りに実行すれば売れることを知っている人は沢山います。
しかし、知ってはいても、できる人とできない人がいます。
それは、その人が「知っている」だけであって「できる」ようになっていないからです。
「できる」ようになるためには、実際に自分で練習することが大切です。
できる人を良く観察して見ると、必ず空き時間に一所懸命練習しています。
そうすることによって、「知っている」だけでなく、「できる」ようになって行くんですね。
しかし、「できる」人になっていても、実際に販売できるかどうかは、また別の話になってきます。
何故かと言うと、最後の最後、当たり前の話ですが、実際にお客様に声掛けし、お勧め、提案しているかどうか?
即ち、「実行しているかどうか?」が大きな違いとなって表れてくるからです。
中には、お客様にいろいろお勧めしたり、提案することが「押しつけがましい」ことと考えて、せっかくの良い商品を提案しないで終わってしまう人も世の中にはたくさんいます。

仕事とはプロの世界ですから、いかに準備しただの、いや、私もやろうと思っていただのといくら言っても何の評価もされません。
お客様に実際にお勧めし、ご提案申し上げて、受け入れられて、買って頂いて、収益に結び附いて、初めて意味があるのです。
これはお客様の氣持ちを無視して、附け回す様な接客とは根本的に違います。
ある大成功したファッションデザイナーの先生が次のように言っています。
「勝手にお客様の値踏みをして提案内容を変更したりなどと、出し惜しみをしないこと。フルセットで提案しても、お客様がすでにお持ちのものなどは自分からチャンとカットして頂けるから大丈夫。自分の勝手な判断でお客様への提案を少なくしてしまわないこと」と。
お客様は、大抵、われわれのお店で買わなくても、どこか別の店で同じような商品を購入されています。2度手間ですよねー!
我々が持っている商品のお勧め、紹介に遠慮はいりません。
全てを教えてあげるつもりで積極的に会話をしましょう。

まずは勉強して、売り方や商品知識を「知る」。
そして、「知っている」から「できる」ようになるための練習をする。
さらに、実際に「実行する」ことができて初めてプロと言えると思います。
その上で、その「実行」も、更に100%!全てのお客様に対して、本当に自分の全て、お店の持っている全てを出す位のつもりでガンガン遠慮無しにお勧め、ご紹介しましょう!
我々は実行してナンボ!
結果が出てナンボの世界にいます!
そして、結局はそれがお客様に喜んで頂くことに繋がりますから!

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