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有賀泰治ブログ

7月の経営方針共有勉強会

今月はわたしの都合で2日から8日までイレギュラーに開催しました。

7月の勉強会資料の一部です、6月に体験した事や読書からの情報です
今月は文章が長いので一部抜粋します

(1)客商売が客を忘れる

5月と6月に私が幹事で二回の会合を主催しました。
5月は40名、6月は17名ほどの人数になりました。2回とも友人の紹介のレストラン2箇所でそれぞれ行いました。
残念な事に、そのレストランで私を含めて多くの人は2度とこのレストランに来たくないという感情を持って帰りました。
食事の旨いのは当たり前です。レストランといえども事業です、客商売が客を忘れてしまい、サービス業がサービスを怠って、一時的な儲けが永遠に続くものと錯覚してしまい、結局、繰り返し、繰り返し、繰り返し可愛がって頂くためのシステムや戦略や情の問題に意を尽くさなくなってしまう結果。
将来はありません。
せっかく、私も仲間にこれ等のレストランを紹介しようと思ったのでしたが、とても残念でした。何のために事業をやっているのでしょう。
原因はお客様への正しい姿勢が消えていました。
1、 礼儀と明るさがない
礼儀知らずは、恥知らず。親しい仲にも礼儀あり。
店側が忙しく余裕が無くてもお客様には関係ない。自分の余裕の無さを気分でお客様に表すのはamateurです。
2、 お客様のお問い合わせは誰が受けても快く、お受けする。
3、 言い訳や、反論、議論は一切しないこと
お客様を言い負かしてはダメ、
4、 教えてやるという態度はとらない。
『前にも言いましたよ・・・・』は厳禁

我が社もお客様商売です。肝に銘じて、自分の襟を正します。

(2)打つ手は無限           牟田 学 著

1、埼玉種畜牧場は、世界一のハム会社、ハムの金メダルが250個以上

2、ニューポートビーチ モントレー半島のカメール ミッションビアホーの美しい住宅地

3、遠くにいらっしゃるお客様に、心をこめて通信で案内する。そのとき、挨拶状や予約の返信用ハガキ、店主の名刺など、一工夫したものを同封することが効果的である。昨今はコンピューター処理が多く、情を伝えない通信が多いだけに、手書き、手作り、親近感というイメージが、開封率を高めている。

4、箱根 オーベルジュの『オーミラード』美味しい。
一度行ってみたいです

5、ハノーバーやミラノの見本市は日本の発展にとても参考になった、幾年も情報を求めて行った。

6、祈りや、何事か成就(じょうじゅ)させたいといった願いは、深く想念することの中にしかない、成功したいのならば、長く、集中して思い込むことが最初である。

もともと、事業を創業して、社長という立場に就くということは、隋の文帝が、その皇后・独孤に言わしめたとおり『騎虎の勢い下りるを得ず』という心境に似ているのだ。
もし、虎の背に乗って下りたら、食い殺されてしまう。一貫の終わりである。
事業は、いわば、この虎の背に乗ったようなもので、下りるときは、会社が倒産する時以外にない立場を教えている。逃げ道はない。
最も厳しい創業の精神である。負けたり、敗れたりしないことが肝心なのだ。
生涯の成功も、事業の繁栄もすべて、自分が自分自身に課した創業時からの強い思い込みのとおりしかならないのである。
成功したい、産を成したいという強烈な思い込みが最初にない者が、もし偶然に思いを達しても、二度も三度も、そういう成功は続かない。多くの成功も、産を成すことも、偶然でなく必然であり、意図して強い精神を持ち続けている以外にないのだ。

7、世の中を変える根幹は、究極のところ、たった二つである。代変貌の要因は、数多く存在するように見えるが、今昔をこえて二つしかない。
まず、一つは『交通手段の変化と交通網の発展』であり、もう一つは、『情報手段の変化と情報網の発展』である。この二つの発展こそが、世界中の変化に大影響を与えてきた根幹の科学である。

8、我々は、人間こそが変化してきたかのように錯覚しているが、決してそうではないということだ。人間は、そう変化はしていない。
たとえば、情とは、喜怒哀楽のことであるが、親と子供の愛情には、今昔を越えても、そんなに大きな変化を感じない。1000年前の母親がわが子を愛していたその情と、今の母親がわが子に対する愛情に差があるとは思えない。その深さも強さも、喜びも悲しみも、同じ程度である。
こういうことが、情を報(しら)せる世界、つまり情報の根本である。
親と子だけではない。同じように、男と女の愛にも変化はない。憎しみにも、苦しみにも、愛情にも、妬(ねた)ましさにも、変化があるわけがない。
シェークスピアの『ロミオとジュリエット』や『マクベス』や『リヤ王』を、今、見ても、感動する。今昔を越えているのだ。近松左衛門(さえもん)の心中もの『心中天網島』(てんのあみじま)『曽根崎心中』には、今でも感動する。洋の東西には、まったく関係ない。
情報や交通、世界情勢がいかに変化しようとも、私たち人間の五感、そしてその五感がキャッチするセンサーに、変わりはない。必要なのは、新しいことを弾力的に受けとめること。
弾力的とは、いつでも、どんなときでも、頭を空にしておく境地に自分を置くことだ。
強い固定観念や、信念に近い考えに固執していると、他の意見に否定的になり、時には近づいてくる儲けや、幸せの種まで見えなくなり、見過ごしてしまう。およそ年齢に関係なく、誰でも視点が固定していると、後ろ向きになるものだ。
人間は弱い生き物であるから、ともすれば『もう十分だ』『これでいい』と保身にまわりそうになる。その弱さに打ち勝って末永く繁栄し続けるためにも、世の中のあらゆる大変貌にたいして、『頭が固定的なほど、後ろ向きなことはない』という心構えを持たなければならない。

(11)有る所の石碑に刻まれてました。人生や、人間社会のはかなさを詠っています

ゆく河の流れは絶えずして

しかももとの水にあらず

淀みに浮かぶ泡沫 (うたかた) は

かつ消え
かつ結びて

久しく
とどまりたる例(ためし)なし

世の中にある
人と栖(すみか)と
またかくのごとし

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