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有賀泰治ブログ

4月 経営方針共有勉強会

 

経営方針共有勉強会(2020年4月)

今月のテーマ 《 自分づくり 》

2020年4月1日

有賀泰治

 

1、変化時代に重要なことは「自分自身をつくり変え続けていくこと」今できることは何か

 

サッカーのJリーグ1部(J1)が28年目のシーズンを迎えた。注目を集めているのが、13年ぶりにJ1昇格を決めた横浜FCの“カズ”こと、三浦知良選手だ。

2020年2月26日で53歳。ブラジルでキャリアをスタートさせ、今年で35年目のプロ生活となる。昭和、平成、令和と目まぐるしい変化を続けるサッカー界で走り続けてきた。

Jリーグ現役最年長の三浦選手は今、親子ほど年齢差がある若手選手と共に、さらなる高みを目指す。プロの信念として、昨年までの実績は「過去」のものであり、重要なのは、今日からまた「新しい自分をつくる」ために「新しい現実と戦い続ける」ことである、と強調する(『カズのままで死にたい』)。自分自身が“変わり続ける”からこそ、どの舞台でも輝いていけるのであろう。

社会の変化のスピードはすさまじく、たじろいてしまうこともあろう。だが変化を恐れてばかりでは進めない。むしろ、あらゆる変化を自分の飛躍の好機と捉えて、人生を充実させる“追い風”としていきたい。

 

2、心は見えない。だがその心で人生は決まる。

 

友人夫婦の自宅を訪ねるたび、居間に季節の花が飾られている。先日(2月11日)は凛としたスイセンが迎えてくれた。夫人は生け花をたしなんでいるという。

華道は草木に「命」を見るといわれる。みずみずしい若葉や花だけではない。虫食い葉や枯れ枝も全て、“命が現れた姿”と捉えて用い、美を見出す心が大事だと彼女は教えてくれた。「草木の命を支えているのは『根』です。目には見えない『根』の力をどう見せるかが、生け花の醍醐味なんです」

根源、根幹、根本・・・何らかの“おおもと”を意味する熟語には、「根」の字を含むものが多い。フランスの作家サン・テグジュペリの『星の王子さま』にある「かんじんなことは、目に見えないんだよ」との一節が思い浮かぶ。

仏法でも人間の一身を木に例える。頭から足までが茎、手足が枝、毛は葉、そして根とは「心」、すなわち心の働きであると説く。生命の大地に強く豊かな心の根を張って、生活の上に幸福の花を咲かせて行く営みと言えよう。

 

3、自分を磨き続ける

 

名捕手として一時代を築き、監督としてもヤクルトスワローズを3度の日本一に導いた名将・野村克也氏。2020年2月84歳で亡くなった。

こうした実績もさることながら、氏が未来へ残した最大のものは「人材」であろう。教え子たちは今、球界を代表する指導者に。訃報に接した彼らが「野球のイロハを教えてもらった」口々に感謝を語る姿が印象的だった。

野村氏が指導者として心掛けていたのは「常に自分がレベルアップしていくこと」。「組織はリーダーの器以上には大きくならない」との信念で“この指導方法でいいのか”と自身に問い続けた。

氏がこだわった「考える野球」は、選手に触発を与え、彼らの可能性を次々と開花させた。(『野村再生工場』KDOKAWA)。氏の哲学は、教え子たちの手でさらに輝いていくに違いない。

人材育成で問われるのは、常に“育てる側”の姿勢であろう。相手の可能性を引き出すためには、“自分を磨き続ける”以外にない。自分の生命が澄んだ“鏡”のようになれば、必ず相手の長所も見えてくる。

 

4、壁を破る

 

上空に小さく見えるジェット機。なぜ、あんなに重そうな“機械”が空を飛べるか不思議に思うことがある。ライト兄弟の有人動力飛行から117年(2020)。考えてみれば、人類史のほとんどで、人は空を飛べないのが“常識”だった。

有史以来、多くの人が空に挑んでは失敗し、嘲笑された。ライト兄弟の“成功”に対しても、飛行距離の短さや目撃証人の少なさから、当時の科学者やマスコミは、“機会が空を飛ぶことは科学的に不可能”と冷淡だったという。

こうした歴史を踏まえ、神戸大学の中屋敷均教授は、理論的に飛行が可能だったから人が飛行機を造ったのではない、と強調する。「『分からないこと』を含んだまま、人は飛んだのだ」「人は飛べるから飛んだのではない。飛びたいから、飛んだのである」(『科学と非科学』講談社現代新書)

先人の飽くなき努力を思うとともに、不可能を可能にする人の共通点に気付く。それは、困難な壁を前にしたとき、“突破できるかどうか”ではなく、“突破するにはどうするか”と考えていること。その胸には、やむにやまれぬ情熱が燃えている。

 

5、何度でも立ち上がる。

 

新人賞の落選は30回、初めて本を出したのは39歳の時。ベストセラー作家浅田次郎氏も、長い下積み時代を経験した。

今、氏は複数の文学賞の選考委員を務める。一つの賞につき、多くの応募作を読まねばならず、

その労力は並大抵ではない。だが、氏は「この仕事には気合が入る。一行もおろそかにしてはならぬと思う」。なぜなら「(新人賞)を三十回も落ちたのは何かの間違いだったと、今でも信じているから」(『つばさよつばさ』集英社文庫)

仮に氏が“とんとん拍子”で大成していれば、こうした思いは生まれなかったかもしれない。書き手の奮闘に思いをはせつつ、応募作に真剣に向き合う。氏の作品もまた、日々を懸命に生きる人々への温かいまなざしがある。

苦悩を味わった人でなければ、見えないものや気付かないことがある。

「自分が苦労した人は、他人の苦労も分かってあげられる。自分が努力したからこそ、他人の努力が分かるのである。

 

6、人を育てるにはまず自分が戦うことだ

 

第92回アカデミー賞の「メイキャップ&ヘアースタイリング部門」で2020年1月、カズ・ヒロ(辻一弘)氏が4度目のノミネートを果たした。2月の授賞式で2度目の授賞・・・

独創的な特殊メークを武器に、米国の映画界で活躍してきた氏。近年は肖像美術の創作活動に力を注ぎつつ、欧州や日本など各地で特殊メークの講習会を開いては、自ら実演して見せる。

“秘密にするべき技術を、なぜ惜しげもなく見せてしまうのか”と驚かれることも多い。だが、氏は語る。「技術を秘密にして、それに凝り固まってしがみ付いていたら、自分の成長はそこで止まってしまう」「知識を分け合ってお互いに成長していくことが大事」と(『顔に魅せられた人生』宝島社)

万事、“従来のやり方”を繰り返ししていれば、失敗は少ないかもしれないが、新たな発見も発展も望めまい。守るべきものは守りつつ、変革すべきことは断行する。意見の異なる人とも対話を恐れず、切磋琢磨する。挑戦また挑戦、前進また前進・・・その積み重ねこそが確かな成長に軌道だ。

 

7、日々、精進を重ねる。

 

教育関係者の講演会で、高校生が質問した。

「勉学に励む上で大切なことはなんでしょうか」

講師は勉強量成績の関係を表すグラフを紹介。勉強をはじめたばかりの頃は、成績がなかなか上がらないが、ある地点から急上昇するという。

「勉強は中途半端では身に付きません。どんな小さな歩みでもいい、努力をやめないことです」とエールを送っていた。

このグラフを作った脳科学者の池谷裕二氏は、さまざまな研究の結果から

“もう一息の努力で、目の前に大海があるのと同様に、物事が理解できるようになったと感じる瞬間がある”

と分析。しかし多くの人がその法則を知らず、結果が出る前にやめてしまうと指摘する。(『記憶力を強くする』講談社ブルーバックス)

勉強に限らず、すぐに「結果」が出ないと、諦めたり惰性に流されたりするのは人の常かもしれない。

人生の目的にたとえても、歩みを進めても、あと一歩でやめてしまえば、目に見える「結果」がなくても、努力を続ける限り、必ず「成長」はある。

 

8、雑草魂

 

「雑草は、諦めないから、花が咲く」。

「新・生き生き川柳」に掲載された句だ。雑草のたくましさは、人の生き方にも例えられる。

野球の米大リーグでも活躍した巨人の上原浩治選手が、現役を引退表明した。氏は日本人初となる日米通算100勝100セーブ100ホールドの達成など、球史に名を刻んだ44歳の最年長右腕。そんな彼を象徴する言葉が、座右の銘でもある「雑草魂」だ。

高校時代は控え投手だった。大学受験に失敗し、アルバイトをしながら浪人生活を経験した。それでも野球を諦めなかったのは、「負けてたまるか!」という反骨心があったから。プロ入り後は、怪我との闘いが続いたが、悔しさを力に変え、一歩も引かなかった。「私は、踏まれるたびに強くなる『雑草』なのだ」と(『覚悟の決め方』PHP新書)

挫折や試練は人生に付きもの。その時、どう立ち向かうかで人間は変わる。不屈の闘志を燃やすたびに人は強くなり成長し、“自分らしい花”を咲かせることができる。

無名には無名の 野生には野生のみの 使命と開花がある! みずからの手で みずからの道を開墾する ああ その名 雑草

 

9、ゆること勿れ

 

2019年大学生ら日本の若者12人が、北極圏600kmを29日間で踏破した。初心者ばかりのチームを率いたのは、北極探検家の萩田泰永氏である。これまで16回の北極行で1万km以上を踏破。2018年、日本人初の「南極点無補給単独徒歩達成」を成功させた際は、50日間で1126kmを歩いた。

氏は極地に向かう前、装備や食料を全て並べ、数日かけて軽量化を図る。歯ブラシの柄は“5cmあれば十分”と短く切り、飴玉の包装紙は全て外してしまう。

とはいえ、すでに選び抜かれた総重量100kgの装備から減らせるのは100gほど。それでも“頑張って削ったという事実が重要”と氏は言い切る。極地の厳しい環境を乗り越えるには「後悔の要因となる可能性は極力潰しておく必要がある」からだ(『考える脚』KADOKAWA)

人は多くの場合、「したこと」よりも「しなかったこと」を悔いるもの。

「一生空く過ごして万歳悔ゆること勿れ」

悔いを残さないためには、自ら決めた目標へ、あらゆる手を尽くして全力でぶつかっていくことだ。

「一日一日が珠玉の時間であり、一日一日が渾身の勝負だ」

きょう、できることをやり抜く。その完全燃焼の日々の中で、大いなる栄光峰が見えてくる。

 

10、最後に勝つ

 

2019年「アンパンマン」原作者・やなせたかし氏の生誕100周年。これを記念した最新作の映画が劇場公開された。

氏は30代で漫画家としてデビューしたが、ヒットには恵まれず、焦燥の日々が続いた。50歳で「アンパンマン」を描き始め、子供向けにも絵本化されたが当初の評判は散々。この時、あらためて「自分は何のために生きるのか」を真剣に考えた。“人を喜ばせることだ”と思い至った時、気が楽になり、ペンを握る手に再び力がこもった。

そして69歳のとき、アニメ化された「アンパンマン」が爆発的な人気に。国民的作品を生んだ氏は言った。「あきらめないでひとつのことを思いを込めてやり続けていると、ちゃんと席が空いて、出番がやってくる」(『やなせたかし 明日をひらく言葉』PHP研究所)

何事も、最初から、うまくいく人などいない。努力を重ねても、なかなか思うようにいかないのが現実だろう。そんな時は、浮き足立たずに「何のため」という原点に立ち返る。何度も決意し、何度も挑戦を繰り返す中で人生の活路は開かれる。

“遠回り”のようでも、着実に力をつけて、自分を磨き抜くのが、人生の勝利者の道。

 

11、たゆまぬ努力

 

島根県の山間部には「たたら」と呼ばれる日本古来の製鉄法が今も残る。燃え盛る炉で三日三晩、砂鉄を溶かし「玉鋼(たまはがね)」という鉄を造る。その質の高さは現代の技術でも再現は難しいとされている。

一度、作業が始まれば、炉の中にある鉄の様子は分からない。だが、たたら師には、それを“見る”技があった。その日の砂鉄の手触り、炎の色、空気の流れ・・・。五感を研ぎ澄ませ、鉄に向き合うことから「誠実が美鋼(びこう)を生む」といわれた。

心を鍛錬する中で一流の技は磨かれる。

話は変わる、その島根県にある山間地域で診療所を開いて28年の医師がいる。「たった一人で診察するのに大切なこと」を問うと「多くの医療技術を持つ以上に、謙虚であることです」との答えが。孤独、惰性、慢心・・・自身の心と戦うからこそ、患者の何気ない一言や表情から病状に気付けるという。

人の見えない心を見抜く仏の力を「現根(げんこん)清浄(しょうじょう)」という。神秘的な超能力などではない。衆生を救おうとする慈悲の一念が「智恵の眼」を開き、人々の悩みを見抜くことを可能にすると説く。

「鉄(くろがね)は炎打(キタエウ)てば剣(つるぎ)となる」と。鉄は高温の炎で熱し、何度も打つことで不純物が除かれる。人間も同様に、たゆまぬ精神闘争の中で、宝剣の如き人格が輝き始める。

 

12、自分つくりの言葉

 

❗️7つの言葉を唱えるだけで、幸せになれる?!

 

自分の発した言葉で自分の人生をつくるのが人間です。

うれしい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ついている、

と言い続けると、この言葉しか言いたくなくなる人生に囲まれます。

・・・・・小林正観(「ありがとうの法則」で知られる心学研究家)

 

❗️勝負師が本当に闘う相手とは……

 

勝負師にとって、闘魂は無論必要だが、

それは相手と対立する敵愾心であってはならない。

闘魂とは我と我が心の闘いに勝つことである

・・・・・升田幸三(独特の風貌と棋風で一世を風靡した将棋の名人)

 

❗️尊敬する人を持つ

 

尊敬する人を持たない人は成長しないし、プロにはなれませんね

・・・・・橋本保雄(ホテルオークラ創設から支配人の要職を務めた伝説のホテルマン)

 

❗️ 澤穂希さんの強さの秘訣

 

自分がこれだって決めたことは最後まで諦めずにやり切る。

練習でできないことは本番でも絶対にできないから

・・・・・澤穂希(元サッカー日本女子代表)

 

❗️ 人、学ばざれば……

 

玉、琢かざれば器と成らず

人、学ばざれば道を知らず

 

〔意味〕

玉も磨かなければ立派な器にならないように、

人も学問や修養を積まなければ立派な人物となり、

道を極めることはできない

・・・・・礼記(四書五経の一つ)

 

❗️ オロナイン軟膏、オロナミンCを生み出した名経営者の信条

 

人生は山また山。山一つ越して満足しておってはいかん

・・・・・大塚正士(大塚グループ元総帥)

 

❗️ アサヒビール中興の祖が語る「精神論」

 

精神力が委縮していると、何をやっても絵に描いた餅で終わってしまう

・・・・・樋口廣太郎(アサヒビール中興の祖)

 

❗️ 明治、大正を駆け抜けた経営者の言葉

 

勤倹(きんけん)、克己(こっき)、一(いつ)にもってこれを貫く

・・・・・安田善次郎(安田財閥の創始者)

 

❗️ 東日本大震災、末期がんを共に生き延びた女性の生き方

 

苦楽はすべて、自分の向き合い方、受け止め方次第。

泣いているだけでは駄目で、自分で福を呼び込まなければなりません

・・・・・松野三枝子(大震災を機に末期がんが完治した農漁家レストラン松野や店主)

 

❗️ コシノジュンコさんの生き方

 

将来から見たら、きょうが一番若いですよ。

来年より今年のほうが若い。

若い時に精いっぱいやりましょうよ

・・・・・コシノジュンコ(デザイナー)

 

❗️ すべて自己責任

 

「善敗由己(ぜんぱいおのれによる)」

成功も失敗も全部自分による

・・・・・村井温(ALSOK会長兼CEO)

 

❗️ 野村克也さん 追悼

 

素質は一流でも思想が二流の人は伸びない。

・・・・・野村克也(野球評論家)

 

❗️ ぐるなび創業者が語る仕事術

 

直面する仕事を「やりたいこと」にするには、志を高く持つこと

・・・・・滝 久雄(ぐるなび創業者)

 

❗️ 安藤忠雄氏が若者に送るメッセージ

 

若い頃に、一度は死に物狂いで物事に打ち込んでみることです。

目標を定めたら何が何でも達成するんだという意志を持たないと

・・・・・安藤忠雄(建築家)

 

❗️ ドラッカーの「成果を上げある5つの能力」

 

《成果をあげる能力》

 

・時間を管理する

・貢献に焦点を合わせる

・人の強みを生かす

・最も重要なことに集中する

・成果のあがる意思決定をする

・・・・・ドラッカー(マネジメントの父)

 

❗️輝いている人

 

あの人は内面から輝いている、と世間で称賛される人は、

例外なく見えないところで自分を厳しく律し、努力されている

・・・・・石川真理子(武家の娘の心得を現代に伝える文筆家)

 

❗️ 勉強も運動もできない子が五輪銀メダリストに

 

苦しくなると夢を諦めてしまう人が多い。

そういう人には目標を小さくするのも一つの方法とお伝えしています。

マラソンでいえば、ゴールまで20キロという時、

あと5キロ、あと1キロと目標を小さくしながら

一つひとつクリアしていくことです

・・・・・君原健二(メキシコオリンピック男子マラソン銀メダリスト)

 

❗️ コツコツ、コツコツ

 

小さな悟りを繰り返し積み重ねていくことによって真理に辿り着く

・・・・・伊與田覺(論語普及会学監)

 

 

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