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有賀泰治ブログ

経営方針共有勉強会 8月

二日目の写真です。

新築のペイウ゛ウェイ二階事務所で初めておこないました。

経営方針共有勉強会
・・・・・・・・・・・・・・・・2011年8月1日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀 泰治

1、人は磨かなければ人間になれない
・・・・・・・・・・・・・・・・㈱タニサケ 松岡 浩氏
戦後の昭和二十年以降、誰しもが、成功者を目差して励んでいました。食べるため、生きるために懸命な日々をおくりました。そこには真剣な努力がありました。ところが、世の中が豊かになるに従い、成功者になろうという意欲が消え、「一日が楽しければよい」といったその日暮らしの人が増えてきました。その結果、小・中・高校生も子供を持つ親にも、自分さえ良ければよいという自己中心的な考えの人が多くなったように思います。問題が発生しているのは、当の小・中・高校生が悪いというよりは、そのような育て方とした親の心構えと姿勢が問われているのです。
人は苦労しなければ、他人の気持ちが分る人になれません。天性でそのようなことができる人は、ほとんどいません。
自分の好きなことだけをやって、その日その日を過ごしていては、人のことをおもいやることのできる本当の人間になれないのです。人が避けて通る嫌なことを自らが引き受けて、自分を鍛えることが大切です。
一日一日、苦に立ち向かう行為の積み重ね、それが自分を磨くことにつながります。特に構える必要はありません。日常生活の中に自分を鍛えてくれることがいっぱいあるのです。それに気づくか気づかないかです。
「人は磨かなければ人間になれない」自分を磨くことは、一日一日の真摯(しんし)な生活の積み重ねで可能です。まずは、他人への奉仕を一日三十分間、実践しましょう。そして、どう生きるかを学ぶことです。もちろん勉強も大切ですが、子どもには決めたお手伝いを一日十分間させることです。高齢者や親は、元気づける褒め言葉を心掛けましょう。

2、企業発展の要である社員の秘訣

小型モーターで世界シェアの半分以上を占める電気機器の大手・マブチモーター。
創業時より経営に参画し、専務、社長を歴任され、現在会長を務める馬渕隆一氏

ジグソーパズルには、一片として不要なピースはありません。
すべてがきれいに収まって絵になることを誰もが知っているからこそ、最後まで取り組むことができます。
人もジグソーパズルと同じで、世の中に一人として不要な人は存在しない。
すべての社員に相応しい活躍の場があり、そこで一人ひとりが可能性を発揮することで全体として素晴らしい絵が出来上がる。
社員の可能性を信じ抜き、よりよい方向へと導くには、管理職が、親が子を思うような気持ちで部下と向き合わなければなりません。
ゆえに私は、会長に退いた8年前から、自分の労力の多くを管理職の育成に費やしてきました。
勉強会を開いて私の思いを繰り返し伝えることで、自分の役割と責任を自覚してもらい、
関わった部下がその自らの才能を開花して成長する喜びを味わってほしいと切に願っているのです。

3、素晴らしい人生が待っている。

21世紀は感性と存在感の時代といわれます。
短期間で数十億円のコスト縮減を生み出す業界屈指の経営コンサルタント・横田尚哉氏

20代の方はもちろんのこと、20代社員の教育にもお役立ていただいておりますので、皆さまにご紹介します。
もし自分のやりたいことが分からなくとも、いまこの部署にいる特権は何だろう、いまこの境遇にいる特権は何だろうと常に問い掛け、
いま自分ができること、いまの自分にしかできないことに全力を尽くしていけば自ずと道はひらけていく。
そうやって「出し惜しみ、骨惜しみ、負け惜しみ」をせずに20代を過ごせれば、それ以降は必ず素晴らしい人生が待っている。
そのことを若い方々にはぜひ知っていただきたいと思います。

横田氏は27歳の時、雑用ばかりをさせられ嫌々仕事をしていた後輩社員に対して、いま与えられている仕事の特権、価値を見出し、後輩社員の人生を変革させました。

4、何事も「やればできる」

北海道南部にある人口1万8千人の小さな町・森町が、いま注目を集めています。
3年前、町長に就任した佐藤克男氏が、財政破綻した夕張市に並ぶほど逼迫していたこの町を、元経営者のセンスを生かして変革させ、大きな成果を挙げているからです。
停滞した組織を変えた原動力とは何かを、佐藤氏が語っていますので、

この三年間で町民の職員を見る目は変わりましたし、財政事情も改善されつつあります。
トップの意識が変われば組織も変わります。そのために大事なのはやはり上に立つ者の率先垂範でしょう。
例えば、新人研修ではトイレ掃除から教えるんです。まず僕が見本を見せます。
トイレ掃除は三十五歳の時からずっと続けている習慣なんですが、素手でゴシゴシ洗ってみせると、さすがに驚いていますね。
「君、やってみろ」と言うと一瞬戸惑いますが、覚悟を決めて手を突っ込みます。
このことを通して新人は公務員が下座行であることや、住民のためなら汚いこと、辛いこともやらなくてはいけないことを学ぶわけです。
僕のモットーは「やればできる」です。本気になればできないことはないと思っています。
だけど皆やらないんですね。やらないで「できない、できない」と言い訳ばかり言っている。
でも成功した人は皆この哲学を掴んでいます。
佐藤氏の生きざまに学び、何事も「やればできる」の精神で積極果敢にチャレンジし続けたいものです。

5、日本のエネルギー問題
・・・・・・・・・・・・・・・保守論壇の重鎮である渡部昇一氏

先日、東京電力など電力10社の電気料金が9月も値上げされることが決定し、これで7か月連続の値上げとなりました。
福島第一原発事故を発端に、じわじわと我々の生活が圧迫される中、政界は菅首相の「脱原発」発言で揺れています。
さらに、「脱原発」は内閣の統一見解ではなく、「私の考え」に修正した行き当たりばったりの首相の言動に、米国も不信感を露わにしています。

原発事故の収束作業が困難を極めているいま、原発の維持ないし推進はとても言い出し難い。
原発停止を求める人たちは、それに代わるエネルギー源として、水力、風力、太陽光などの発電を挙げる。
しかし、再生可能なエネルギーでは、とても原子力を補う電力を生み出すことはできない。
その結果は電力供給の不安定化を招き、電力単価が高騰し、企業の業績悪化、設備投資や雇用の縮小、企業の倒産や撤退の増大となり、
これは税収の減少、財政の悪化に繋がり、日本経済、いや日本という国そのものの致命傷になる。
にもかかわらず、世論は大きく反原発に傾いているような感じが、マスコミを中心にはびこっている。

こういう発言も参考になるだろう。東京女子医大放射線腫瘍科の三橋紀夫教授の言葉である。
「本当はタバコや肥満のほうが発がんリスクが高い。放射線と紫外線の発がんリスクは合わせて3%だが、タバコや肥満はそれぞれ30%。残りは環境汚染や食品添加物などが占めています」

国民はマスコミなどが撒き散らす風評に踊らされることなく、科学的にしっかりした視点を持たなければならない。
渡部氏の発言から、時流を読み解く眼力を養いたいものです。

6、「生命のメッセージ」
・・・・・・・・・・・・・・・筑波大学名誉教授・村上和雄氏

“幸せに生きるための祈りと魂の働き”とは何かを語っています。
その中から村上氏の言葉を紹介します。

この前聞いた話ですが、世界各国の国民幸福度を調査したところ、日本は90位だったそうです。
こんなにも物質には恵まれ、医療水準も教育水準も高いのに、そこで暮らす日本人は幸せじゃないと思っている。
その原因は何かと考えた時、1つは命の根源と繋がっている実感を失っていることではないかなと。
お天道様を拝み、何かあれば「おかげさま」と感謝していた日本人が、戦後その繋がりを断ち切られてしまった。
だから自分だけの欲望に走ったり、思いが満たされないからといって人を殺傷したりするのではないか、と。
細胞1個は1億円の宝くじが100万回当たり続けるくらいの確率で誕生し、その細胞が私たちの体には60兆個も存在している。
いまここで息をしている自分は、それだけで奇跡の結晶なんですね。

オリンピックの金メダルやノーベル賞は取れないけれども、自分の金メダルなら取ることができる。
そしてそれが人生の目的。

7、復興への提言
・・・・・・・・・・・・・・・・・・石原慎太郎氏
日本がどういう道筋を辿って再生していくか、リーダーはそのビジョンを分かりやすく国民に示さなくてはいけない。
その復活の方法はいろいろあると思うけれども、僕はアメリカの国債をうまく使ったらいいと思う。
いまアメリカの国債の価値はどんどん落ちています。だったら日本は利用価値のあるうちにこれを使うべきです。その国債は日本円で二百兆円以上あるといわれています。
第二次世界大戦の時、日本は国債をたくさん出したんです。負けて二束三文になったんだけど、フランスの実業家が紙屑のような値段で買い占め、有名な財閥になりました。
というのも、日本人は戦いに敗れたけれども必ず復活する、国債が必ず値打ちが出ると信じていたんだ、と。
これは現在も一緒で、外国のファンドマネジャーが僕のところにいろいろなことを言ってきています。
彼らは東北のポテンシャル、底力を信じていますから、条件次第では融資したいと考えているんです。
こういう話は財務省も経済産業省も嫌だろうけれども、大いに利用すべきだと僕は思います。

8、宮城県知事の村井嘉浩氏。   (松本復興大臣の辞任劇で注目を集めた。)

災害時は初動が大切といわれる中、震災当日、村井氏は真っ先に自衛隊の派遣を要請し、被災者救援の陣頭指揮を執られました。

村井氏の言葉をご紹介します。

以前と同じような町をつくって、また津波の被害を受けるわけにはいきませんので、今後は高い所に住んでいただかなければなりません。
すべての問題を突き詰めてゆくと、財源の問題に行き当たるんです。ところが国も危機的な財政状況ですので、国にばかり頼っておられません。
そこでいま提案させていただいているのが、復興対策税です。
本当はこんな時に税のことは言わないほうがいいんですけれども、これから生まれてくる子供たちにツケを回すのは絶対に間違っていると思います。
逆に財産を残して、税金が少なくなる世の中をつくっていかなくてはなりません。
どんなに辛くてもこれを実現することがこの時代を生きている我々の責任だと私は思うんです。
もういつ死んでもいい覚悟でこの復興を成し遂げ、県の未来への道筋をつけてまいります。

9、我が国の進むべき道
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・谷内正太郎氏
安倍晋三内閣の外交政策の展開に中心的な役割を果たした元外務事務次官。

震災後、各国は日本に支援の手を差し伸べ、150を超える国と地域から支援があったといいます。
しかしその一方で、日本への領土進出を目論む国々による偵察飛行や外国議員の視察などがあったことも事実です。
このような国際情勢の中で、日本が如何に戦略的な外交を行うかが、我々国民の安全保障に関わる重要課題であるといえましょう。
戦略的外交とはまず、縦軸と横軸を意識して外交に臨むことです。縦軸は国の歴史的な歩みであり、横軸は地理的、地政学的な配慮です。
特に横軸では、日本がアメリカ、中国、ロシアといった大国に囲まれた海洋国家であるという認識が必要です。
今回の震災を機に我々は、日本人として何をすべきか、いま一度真剣に考えて、再び明治期の「坂の上の雲」を目指して力強く歩んでいく必要があります。
この現状に危機感を持ち、国民一人ひとりが人間的器量を磨いてゆかなければなりません。

10、「憤の一字は、是れ進学の機関なり」
・・・・・・・・・・・・・・・・・西郷隆盛の座右の銘

憤とは発憤することであり、「なにくそ負けてたまるか」と奮い立つ心をいいます。
こうした心をもって学ぶことが、自分の器量を磨き、成長させる原動力になるということです。

11、「あの人は器が大きい」「あいつは器が小さい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中條高徳氏

どうすれば器を養い、人間的に大きくなることができるでしょうか?
安岡正篤師の説く要諦を紹介しています。
「まず、第一に古今のすぐれた人物に学ぶことです。」
つまり、私淑(ししゅく)する人物を持ち、愛読書を持つことが、人物学を修める根本的、絶対的条件であります。

12、今後の我が国の針路
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安倍晋三氏

原発を巡る保安院の「やらせ」問題や、臨時増税議論などであたふたしている中央政府ですが、
その迷走ぶりをチャンスとばかりに、昨日尖閣諸島沖で中国監視船がまたしても出没しました。

この記事が大変注目を集めていますので、その中から安倍氏の言葉を紹介します。

クリントン政権の時、駐日大使のモンデールが「尖閣は安保条約の対象外」と発言して、その後辞めていきました。
いまは奥さんのヒラリー・クリントンが国務長官になって尖閣も対象内と発言していますが、
これは南シナ海や東シナ海での中国の挙動を見てそう言わざるを得なかったのでしょう。
ここで我々が覚悟をしなくてはいけないのは、尖閣の無人の小さな島に中国が攻め入ってきた時、
総理大臣がアメリカにただ頼んでも、誰も命懸けで守る人間はいないということです。
当然ながら、まずは日本が守るんです。
日本が自分の島を命懸けで守り、その上で中国と事を構えざるを得ないという時にアメリカは初めて日本の側に立つ。
これが日米同盟ですよ。
大切なのは一国のリーダーが絶対に上陸を阻止するという強い決意を示すことなんです。

識見に富み、気概溢れる安倍氏の発言から、我が国の行方を案じたい。

13、7月の言葉

天才とは、ひとつに打ち込める能力
ビジネスは格闘技である
危機感を持たない人間は決して成長しない
イノベーションの原点は、成功体験を捨てること
「信頼される」とは「好かれる」ことではない
一流と二流の差は自分の成功イメージを持つか否か
究極の運とツキを掴むには「情熱」以外ない
・・・・・・・・・・・・・・・・林野宏(クレディセゾン社長)

男は黙って命を懸ける
・・・・・・・・・・・・・・・佐々淳行(初代内閣安全保障室長)

生きることそのものが営業
・・・・・・・・・・・・・・・林文子(ダイエー会長)

他人の幸福を奪うことなく、自分自身の幸福を追求する
・・・・・・・・・・・・・・・・J・S・ミル(哲学者)

常に「何のために商売しているか」と自分を見つめる
・・・・・・・・・・・・・吉田潤喜(ヨシダグループ会長兼CEO)

言葉は壁を破る力になる
・・・・・・・・・・近藤欽司(日本卓球協会ナショナルチーム女子監督)

相手に勝つんじゃない。自分に勝たなきゃ
・・・・・・・・・・・・・・・・納屋幸喜(元横綱大鵬)

人は性格にあったような事件にしか出くわさない
・・・・・・・・・・・・・・・小林秀雄(文芸評論家)

運命はその人の性格の中にある
・・・・・・・・・・・・・・・・芥川龍之介

人間は死に方ではなく、その生き方こそ最後の最後まで追究すべし
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・釈迦

還暦からが本当の人生
・・・・・・・・・・・・・・・・松原泰道(南無の会会長)

「過去の失敗を忘れず、いつまでも心に刻む」
これが危機管理のできるリーダーの条件である
・・・・・・・・・・・・・・渡部昇一(上智大学名誉教授)

自分を育てるのは自分
・・・・・・・・・・・・・・・・東井義雄(教育者)

人として生きたなら、その証を残さなければならない
・・・・・・・・・・・・・・八杉康夫(戦艦大和語り部

人生は人と人との関わり合いの中でつくり上げていくもの
・・・・・・・・・・・・・・・林文子(ダイエー会長)

玉琢(みが)かざれば器(き)を成さず
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『礼記』

初心忘るべからず
・・・・・・・・・・・・・・・・・・世阿弥(能の大成者)

自然の理法に合った判断をすべきだ
・・・・・・・・・・・・・・松下幸之助(パナソニック創業者)

平凡な日常がいかにかけがえのないものか
・・・・・・・・・・・小川与志和(「和た与」店主)

悟りとはいかなる場合も平気で生きること
・・・・・・・・・・・・・正岡子規(俳人)

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